2021年06月27日

人気のビーチ

バリ島旅行と聞いて多くの人が思い浮かべるのは賑やかなデンパサールの海岸の街、クタでしょう。

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ビーチには沢山の観光客、沖合にはサーファーもいればビーチ・チェアを時間貸しする業者もいて、日没の瞬間までかなりの賑わいを見せています。この街では観光業に従事していない住民を数えたほうが手っ取り早いくらいでは無いかとさえ思えます。勿論コロナのこの字も、まだ出回っていなかった頃のこと、現在ではひと気の無くなったビーチで業者たちはどうやって生活を支えていることか?


波打ち際から通り一本隔てた場所には大きなショッピングセンターがあって、日本料理店では寿司を味わうことだって出来ます。お味は?まあ本場に敵うわけはありませんが、ここに来ればスタバのコーヒーだってBEAMSのウェアだって世界各地と同じ様に手に入れることが出来ます。クレジット決済なら現地の通貨を手にすることさえありません。

地元の人がグローバルな気分を味わえるのはいいとして、わざわざ何千キロも離れた場所から画一的なショッピングセンターにやって来て現地の気分を満喫するのは難しいでしょう。売ってるミニカーはタイ製kマレーシア製、地元産のミニカーが生産されているかは不明です。

お土産にインドネシアの民族楽器を使った(と思われる)音楽CDを数枚手に入れました。どんな音源かは帰国してからのお楽しみです。

一本裏通りの細い路地には入り込むとお土産を所狭しと並べた出店が列を成しています。売っているのはtシャツやライター、民芸品に・・・・どこも代わり映えしない品揃えですが、他国ではまず手に入らない品々でしょう。毎日汗だくになる上、濡れたシャツはホテルの空調でもなかなか乾かず、こちらに来たら毎日の着替え調達は必至、逆に日本を出るときは着替えは不要と思うくらい、随所でTシャツが手に入ります。

何のかんの言いながら結局夕食は時間が無くって最寄りのケンタッキーへ。値段も相場も見当がついているので安心して入店できますがwifiフリーの看板の威力が大きかったこともまた、事実です。

世界共通の資本が誰にでも平等にサービスを提供してくれるのは嬉しいことである反面、どの場所にいても行動様式は変わり映えしなくなるのも善し悪しかな?などと思いを巡らせていたのは夕日の見える場所で席を確保したスタバの一画でした・・・・・

| 10:41 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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