2020年06月26日

エジソンズ・ゲーム

LEDランプやデジタル・オーディオ、動画ファイルに触れている今の子供達は白熱電球やレコード、映画フィルムを知らなくても、いずれエジソンの名前を知る事でしょう。あまりにも有名な発明王には、しかし強敵がおりました。と言うのが今度の映画のテーマです。

ガス灯よりも安全で安価な照明、それを全米に普及させる電力網を構築するに当たって交流か直流かの熾烈な争いがありました。エジソンの主張を退けたウェスティングハウスの名前は、日本の小学生には殆ど知られね存在。両者の間では激しい特許争奪戦も繰り広げられます。そして来るべきシカゴ万博を無数の光で飾ったのは一体どちらか?


19世紀も終わり頃の史実を基に作られたストーリーですが、映像的には電球とレコード位しか題材の無い枠の中で如何にエンターテイメント作品として観客を魅了するか。当時のクラシカルな衣装、小道具、それにシカゴ万博会場のリアルな迫力ある再現など、ヴィジュアル的な演出にも腐心しています。

そしてエジソン始め実際の人物にとてもよく似せているのがまたリアル。天才エジソンに、こんな苦労があったのか!そして、エジソン、エレクトリック社という名前はどうして陽の目を見なかったのか、興味深い内容がぎっしり詰まった108分です。


参考までに都内を走る大部分の電車も懐中電灯も直流電気、家庭のコンセントに流れる電気は交流です。東急線の架線には直流が、家庭には200ボルト三相交流のうちの二本が供給されています。
プラスとマイナスを間違えたらラジオは鳴りませんが、コンセントのプラグを逆に差し込んでも掃除機のモーターが逆回転する事はありません。

| 16:20 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2020年 7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

バックナンバー

カテゴリー