2022年03月06日

伝家の宝刀?

日産横浜本社に6日まで展示された、あたらしいフェアレディZのかスタマイズ・プロトモデル

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このサファリ・オレンジはレース・バージョン=432Rへのオマージュが満ちあふれています。一般には市販される事の無い432Rはレース用にライセンス保持者だけに販売されたもので非常にレアなアイテムです。GT−Rと共通のS20エンジンに軽量な外板、アクリル製の軽量化されたウィンドウに簡素な室内。とかく過剰な装備に塗れた現代車から見るとその潔さが格好良く映えました。


そんなカルト的人気車に倣ったかスタムカーの特徴は上下に分割されたフロントグリルとボディ同色のオーバーフェンダー、これは240Z−Gへのオマージュということ?サファリオレンジのカラーも二分割のグリルも新しいフェアレディZのデファクトでも好いんじゃないかと思えるくらいの完成度のたかさ。6月末に予定される販売開始時点でこのモデルがカタログに載るかは不明ですが部品メーカーなどがこぞって真似しそうな予感も?


今度のZ34型は基本的に先代のキャリーオーバー(焼き直し)と聞きますが、よこから眺めたシルエットがとても美しくバランスがとれていて、これぞスポーツカーと云いたくなる様なベストバランスを採っている様に見えます。お世辞抜きで真横から何10分でも眺めていたくなるような、だったら玄関前に置いちゃえば?な美しさです。
インテリアも初代同様3連のコンディショニングメーターがドライバーの方だけを向き、独特の昂揚感を感じさせる雰囲気。久々にインテリアデザインで選びたくなる様なインテリアです。

それというのも20代の真っただ中の数年間を初代のZと共に過ごし東名・東北道を何度も往復し、雪道ではドリフトで通勤していた思い出深い車種でもあるので尚更かも知れません。とにかくイイんです。ガソリン車が販売禁止になる前までに何とか頑張って手にいれたいもの ・・・・イヤ中古車になってでも手にいれたいかも知れません。それまでに1台でも多く売れて大切に扱われます様に・・・・・まずは7月の受注実績が楽しみです。

| 19:44 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2022年03月06日

二子玉でEVLIFEを体験?

二子玉川に勢揃いした電気自動車たち.今話題の新型ばかりです。
自動車産業参入を表明したソニーが年頭のCESに出品したSUV「vision-S02」にトヨタが満を持して発売するbz4xとスバルのソルテラ(実は同一車).韓国から日本再上陸を図るヒュンダイのアイオニックと燃料電池車=「NEXO」(ネッソ)・・・それに輸入車各社もメルセデスにAudi BMW Volvoをはじめプジョーやシトロエンなどフランス勢に・・・・

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ソニーはホンダと協業して2025年にも自動車産業仲間入り!/visionS-02


11年前には買えるEVが日産と三菱の二台だけだった昔とは隔世の感があります。
と言ってもまだまだ大衆的な価格のものは見当たらず、所詮持ち家のある富裕層向けでしょう?と言われかねないのも事実です。

そんな中でも探してみるとトヨタの実質的な最初のEV=レクサスUX300eは全高がリーフより指数本分高いだけでほぼ同サイズ。価格は580万もするのですが、それでも他の重量級EVよりは割安に感じられる一台です。
そしてプジョーとシトロエンが用意したSUVタイプ( EVのプジョーe-2008/「C4」の電気自動車(EV)モデル)、こちらも腰高に見えて実はレクサス同様、リーフに近いサイズ。で、価格は100万も安く、500万円を切る設定。補助金との併せ業を組み合わせれば、現状ではこの辺りが最もとっつきやすいEVということになるでしょうか?
ギリギリ立体駐車場は難しいかもしれませんが腰高に見えるスタイルは、実寸を見ればほぼリーフ並み。電池を内包したパッケージングも似たり寄ったりのはずで、そう大きな差は出ないのかもしれません。


とはいえ、やはり低いドライビングポジションで運転を楽しめるセダンタイプは貴重な存在。メルセデスはEQ-S、BMWはi4、AUDIならe-tronといった、デザイン面でも満足のゆくモデルが揃います。
少なくとも電動化時代になったらSUVばっかり、という面白くもない未来は避けられそうですが、やはりお値段がが・・・・・・

一般ユーザーの関心も高まる電気自動車、ことしはブレイクスルーの元年となるのかどうか?ヒュンダイやソニーの参入も含めて、興味深い時代を迎えそうです
P1230464(電動試作車レクサスRZのレスポンスに驚喜する豊田社長)

| 12:40 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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