2021年07月07日

七夕car?

日本ではなかなか七夕の晩に星空を望める天候とはなりませんが、七夕にちなんだネーミングのクルマを探してみると・・・・
ありました。1969年発表のホンダ1300のうち、おとなしい方の77シリーズ。日本車ではネーミングに77を使った稀有な例です。

当時のホンダは創業者、本田宗一郎社長の指揮下軽自動車のN360が大ヒット.F1参戦も第1期の活動を終えたばかりで本格的な5ナンバー大衆車の開発に追われていた頃です。
宗一郎社長はかねてよりの空冷信奉者、あのVWもポルシェ(当時)もパンサーG型戦車だって冷却水不要の空冷じゃないか、水冷だってラジエーターを空気で冷やすのだからとどのつまりは空冷だ。

それまでの常識をことごとく打ち破るべく企画されたホンダ1300は「うちならわずか1300ccで100馬力を出せる」と豪語した本田社長の意向から1300cc空冷、100馬力エンジンを標榜してデビューすることになります。
77のネーミングは一説にはリッターあたりの比出力とも言われていましたが計算してみるとすぐ違うことに気がつきます。
シリーズには99と言う4連キャブレターの最強版もあって、こちらは115馬力。最高速も180kmオーバーの超高性能セダンでした。99の由来も定かではありません・・・・

衝撃的な性能のセダンとして発売されたホンダ1300セダンでしたが、商業的に成功したとは言いがたく、カルトカーのひとつに数えられる方が多いようです。
1969年と言えば東名高速が名古屋まで全通し、アポロ11月着陸船が月面に着陸成功。ハイテクとか高性能、高速走行がひとつのキーワードだっただけに着眼点は決して悪くなかったものですが、コスト高と重い車重も足かせとなって第二のN360とはならなかったのが残念です。

参考までにホンダにはCB77という機種もあって、こちらは七夕バイクと呼ぶにふさわしい・・・・・かどうか?

| 16:49 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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