2022年10月07日

今月のferrariは

つい先頃4ドアの「プロサングエ」を発表したferrariですがウォールカレンダー10月は・・・・
ferrari california オープンが気持ち良さそうなフェラーリ

カリフォルニアの名を冠する通り、アメリカ市場の求めに応じる形で生まれたのが先代のフェラーリ・カリフォルニアでした。北米の代理店のリクエストに応えるべく、375アメリカや410スーパーアメリカといった大排気量モデルが加えられ、これがカリフォルニアの空の下でオープンドライブを楽しめるロードスタータイプなら・・・・
と、現地の代理店が求めたのに応じて250GTのスパイダー版、250カリフォルニアが誕生しました。ロータスセブンやエリートと同じ1957年生まれですからもう古豪です。

Dscf4033新世代のカリフォルニアは一昔前にV8ツインカムエンジンをフロントに乗せたアメ車にありがちな構成でデビュー。デザインしたのは日本人でピニンファリーナ在籍時の奥山清行の手がけたもの。バランスの取れた完成度の高いデザインは時間が経っても古さを感じさせません。

子の車の意外な面はフロントフードを開けるとそこには12気筒じゃなくV型8気筒エンジンが収まっていること。他のメーカーなら不思議はありませんがフェラーリの8気筒はこれまで多くがミッドシップに積まれていたもの。250カリフォルニアの時代だって12気筒が積まれていたので、オールド・ファンが見たらどんな評価を下したのか?

 

もちろん最新装備を身につけた文句のつけようがない性能を発揮していることは言わずもがなですが・・・

| 22:32 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2022年10月07日

ホテル?博物館?サーキット?

昔は泊まりがけで富士スピードウェイ行きといえば、御殿場のビジネスホテルか東京まで戻って泊まり勤務こなしてからとんぼ返りしてました。
最近では専らサーキット内の駐車場で車中泊が楽ちんで経済的でしたが、今月からは新たな選択肢が加わります。

正式名称は富士スピードウェイホテル。オペレーションは「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドの日本における第1号として、都内一流ホテル並みの豪華な施設になっています。

注目したいのは(いやでも話題になりそうな)施設内、ミュージアムのロビーに並ぶ往年のレーシングカーコレクション。

エントランスで出迎えてくれるのはここ富士を揺籠にして育ったターボマシンのトヨタ・セブン。福澤幸雄や川合稔の思い出が蘇ってきそうです。

奥に進むと巨大な吹き抜けを囲むように内外の名車たち、日本がバブル期と呼ばれていた時代を思い出します。トヨタ7の永遠のライバル、R382も待ち構えています。

他にも歴代WRCマシンは当然として、ブガッティTYPE35やアルファロメオ 6C1750 グラン・スポルト、ポルシェ904と言ったスーパースター、トヨタ・マツダのルマンカーももちろん、富士ではお馴染みのグラチャンシリーズカーとかグループCスープラ、ホンダF1、おっとホンダのレーシングバイクやヤマハのF 1えんじnまでも含めて関東周辺でこれだけの逸材が一堂に会するのはおそらく初めて。もてぎにも無いような名車が厳選されている印象です。

Img_7455

開業が待ち遠しいだけでなく、これからは富士へ行くのにドレスアップのための着替えも持参しないと・・・・・
| 21:15 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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