2014年11月12日
昭和の国産名車・ルノー4CV(仏)
ルノーのタクシー?と聞いてピンと来る方は,既に60年以上の人生を歩んで来られた先輩たちに限られるかと思いますが,昭和30年代日本の街中には小さなルノー(4CV;キャトル・セー・ヴォー)がタクシーとして数多く走り回っていました。特徴的なのはフォルクスワーゲン・かぶと虫のような四つのまあるいフェンダーと流線型の魅惑的なヒップライン,そして中央にヒンジを持つ前後のドアのユニークな開閉方法でしょうか。
エンジンは後ろでスペアタイアは前,荷物を詰めるトランクは運転席より前,フードを開けた場所に有りますがほかのタクシーほど大きく有りません。だけど,ダットサンのタクシーよりもおシャレで、どこかフランスの香しさも感じられたような気もします