2024年05月11日
【速報】 イスラエルが、ハマス受諾の休戦案「拒否」
イスラエル情勢で新たな動きです。
ハマス側が声明で停戦と引き換えに人質解放の条件を呑む用意があり交渉のテーブルに就くためエジプトへ。
現地時間 6日に、ハマスの最高幹部が仲介国のカタールとエジプトに対し、提示された停戦をめぐる案を受け入れると伝えたと発表しました。
ハマスは、5日「今回の交渉は終了した。代表団は仲介役にこれまでの提案に対しての回答を渡し、今夜カイロを離れる」と発表していました。
これに対するイスラエル側の回答が注目されますが、イスラエル側声明では「ハマスの提案はイスラエルの中核的な要求を満たすにはほど遠い」として拒絶しました。その一方でgaza地区南部ラファへの攻勢は続けており国際世論の反発を浴びるのは必至の情勢です。10日には、イスラエル軍がラファ東部を包囲したという報道もあり、緊迫した状況が続いています。
バイデン政権はこれまでサポートしていた弾薬の提供を一時ストップする、と発表したのにネタニヤフ首相は9日、「必要なら我々は単独で立ち向かう」と述べ、米国との溝が一層深まっています。
今回の紛争勃発から210日あまりが経ち、原油相場、円ドル相場にどんな影響が出るかも含めて大きなターニングポイントとことはなくなりそうです。