2022年05月08日

あと1500マイル

60年前初めて単独ヨット太平洋無寄港横断を成し遂げた堀江謙一青年
その堀江さんが83歳の今再び単独で太平洋無寄港横断にチャレンジしています。

6週間近くクルージングを続けて、🇯🇵迄あと1500海里、2500kmちょっとの場所迄来ました。
左手には遠く硫黄島、さらに遠くグアム群島の北側を通過して貿易風を追い風に西へ進むコースです。このまま小笠原方面を目指しているようです。

公開されている日誌によればソーラー発電も余裕たっぷりでアマチュア無線の交信時間を増やそうかと思案中だとか。食事のストックも充分ありますが、面倒なので1日二食もあり得るとか。

初回の挑戦ではべニヤ合板の船でしたが、今回のマーメイド三世号もやはり全長6メートルほどの小さなンヨット。キャビンは両側にベッドを並べ、シンクやトイレを並べたらもう、空きスペースが見つからないほど。エンジンすら置き場所がなく、出入港は曳航されて外海に出てゆきます。

60年前とは逆にサンフランシスコにあらかじめ船を空輸して、ゴールの兵庫県を目指します。北緯20度以南に下りると西向きの貿易風帯に乗ることができ、あとは小笠原の近海まで楽勝に進むことができます。出発港は違えど、去年辛坊治郎さんが復路で使ったのとほぼ同じコース。
とはいえ御年83歳の堀江さん、出向前の取材会見の場で今のお気持ちは?と聞かれて「このインタビューを早く終わらせて一刻も早くスタートしたい」と茶目っ気たっぷりの様子は昔も今も変わりないようです。

合法的な出入国の手段がなかった昔と違い、今は刻々と船舶位置データや非常用の衛星通信の手段もあるので安心感は格段に上がっています。とはいえ大自然相手の冒険行、大体6月中には日本で元気な姿を確認できそうです。

出発は日本時間3月27日未明。
3月31日現在、サンフランシスコから南西に離れた太平洋上を4〜5ノットと比較的快速で、高気圧から吹きつける時計回り方向の風を受けて貿易風帯を目指している様です。
現地時間4月9日の位置は北緯25度弱、西経146度を超えてハワイまで8度を切っています。これを大雑把に日本近海に当てはめると秋田と山口くらいの距離に?

この日はちょうど一年前、1人乗りヨットKAORIN5号が太平洋横断の長旅に出発した日、今ではその成功体験も上梓され、5刷を数えるまでになったとか

| 09:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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