2022年03月22日

copyAIと偽大統領

ウクライナのゼレンスキーに偽物画像が登場?
欧米で即刻SNSから削除されたゼレンスキーを名乗る人物の「ウクライナが降伏を宣言」映像。
本物の映像をコピペしてAI合成された音声を載せ、口の動きをシンクロさせた偽動画は肩の動きが全く見られず、プロが見れば簡単にフェイクとわかる代物。

アナログ時代ならものまね芸人が首相や都知事のものまねでウケを狙い,喝采を浴びたかもしれません

でも、これがデジタル時代の怖い所でもあります。そもそも1と0だけで構成された音声や動画は完全に一致するコピーを複製することが簡単にでき、劣化もしない......それがデジタル文化の特性でもあり、欠点でもあるわけです。
情報の拡散にコピペは確かに役立ちます。他方で誤った考えや偽物が横行するのもまたデジタル文化ならでは。なりすましやアカウント乗っ取りの問題も見過ごせない、アナログ時代には存在しなかったものです。

盗作や無断引用の問題もまた然り。人気ドラマの違法アップロードは後を絶たず、削除とのいたちごっこ。著作権上の問題は営利企業の収益を侵害しかねず、大きな社会問題にもなっています。人気漫画の画像を違法にアップロードして訴訟を受けた違法サイトの問題も記憶に新しい所です。
古くは法に触れるわいせつな映像の流布に始まり、国境を越えたネットワーク上で行われる違法行為がどこの法律に触れるのかという問題も、まだ残っています。

ネット社会と呼ばれるものが誕生してから四半世紀も経っておらず、しっかりとした法整備が各国の間で一斉に行われないと、また偽物の大統領映像が出てくるのかもしれません・・・

| 14:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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