2022年02月02日

戦争とは何か?ってどんな本

ウクライナをめぐるロシアとアメリカのにらみ合い
今月に入って連日発射される北挑戦の各種攻撃ミサイル
間も無く北京五輪が始まるというのに世界はキナ臭い匂いがプンプンしてきます。

ウクライナを巡るNATOとロシアの綱引きはアメリカが出てきて親の喧嘩に転化しそうな勢いです。一体平和の祭典の裏側で何が起ころうとしているのか?
最近手にした「戦争とは何か」(多湖淳著)中公新書という本では様々なデータ、変数を基にして戦争の起こりやすさ、発生の確率を考察するという興味深い一冊です。
戦争と言っても国同士の戦いとは限りません。犠牲者を多く産む内戦もやはり紛争、戦争であると言えます。
戦争は何故起こるのか?発生原因から考えてみます。国同士の領土をめぐる紛争もあればイデオロギーが原因となったり資源を巡る争奪戦も立派な戦争の原因です。
戦争の起こりやすさを左右するものには政治体制も大きく関わり、独裁体制の国なのか?民主的な政権が主導する国なのか?いわゆる好戦国と呼ばれる戦争好きな国なのか平和愛好国なのか?

戦争を回避するにはどうしたら良いのか?交渉が成立しない場合何がキッカケで戦争開始の判断に至るのか?果たして戦争の犠牲を払う事は国益になるのかならないのか?

そうした様々なパラメータを変数として方程式に代入して戦争が起こる確率を計算する...文系の人にはちょっと疎ましい考え方かもしれませんが、戦争のタネ=発生原因と交渉が決裂する条件をピックアップして考えてみると、なるほど戦争の起こりやすさを数字で比較する事も可能なのか?と思えてきます。

ただ、必ずしも合理的な原因だけが戦争の理由にはならないわけで偶発的な戦争のきっかけというのも少なくないことが伺えます。こうしたアクシデントが予測結果を狂わせるものとして存在するから厄介なもの。
おまけに近年顕著なサイバー攻撃では人命を失わず国家機能に打撃を与えられるので戦争の定義すらも危ういものにしてしまいます。

北から飛んで来るミサイルは五輪開幕まで、ウクライナも氷が解ける頃には進攻不能になる、という楽観論もあるようですがソチ五輪のすぐ後に何が起きたか思い出せば、けっして安穏とオリンピックを見ていられる状態ではないかも知れないと心配しておく必要もあるのかも知れません。

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| 21:26 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

2022年02月02日

職場に華?

デスク上の卓上カレンダーが無い!
という昨年末の声に応じて投入したのが航空自衛隊の航空機を集めたもの
二月・今月はファントムF4EJです。

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もう半世紀以上も前、ニュースでは度々耳にしたF4戦闘機ファントムⅡという名前。その大部分がベトナム戦争下での報道でした。 北ベトナムの農村地帯に雨あられの如く無数の爆弾を降り注いだ、北爆の戦線で主力戦闘機として稼働していたのが古いファントム機

やがて日本の自衛隊でも配備されることが決まり、ライセンス生産されてスクランブル発進など、日本の防空業務を中心に活躍を続けてきました。
そんな超ベテランのファントムⅡも2021年の活躍を最後に全機が退役。歴史上の戦闘機となりました。
ファントムⅡの原型機とみなせるXF4Hが初飛行、正式発注されたのは1950年代も終わりころ、車でいえば初代ミニこと「オースチン・セブン」と「モーリス・ミニ・マイナー」発売のころです。
未だに現役で走るミニの古さを見ても、ファントムⅡがいかに昔から活躍し続けてきたかを感じます。
それがホンの数か月前まで日本の空を守る現役でしたとは・・・・・

| 14:03 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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