2020年10月22日

来福酱

ホンダの新型「ライフ」登場! とはいっても中国の東風汽車と合弁で設立している東風ホンダ製新型「ライフ」で、このほど武漢オートショー2020で初公開されました。

・・・・でもよくよく見るとフロントグリル以外は日本でいうフィットそのもの、いや顔立ちは本家フィットよりもこっちのほうがいいかも?
ライフの名跡は日本では絶えていましたが、中国で復活というワケ。でもホンダにとってライフという車はそもそもほかの車とは違う大きな意味を持っていました。

Dscf2002

1971年、それまで空冷エンジン一本槍だった本田宗一郎社長(当時)を説き伏せて、開発陣が世に送り出したのが本田社長の忌み嫌う水冷エンジン搭載の初代ライフでした。

それまでのコスパ&パワー重視の駄々っ子、N360のイメージを根底から覆す穏やかなイメージはこの後に続くシビックのプレビューともいえるものでした。
数字と記号で車名を表していたホンダが初めて愛称を付けたのもライフが初めて。
シビック以降のホンダの快進撃は世に知られる通り、本田社長も自ら社長の座を辞し、後継に委ねた...・いわばホンダにとって明智光秀ともいえる存在だったのです。

ではなぜ、ライフの名跡が中国で陽の目を見るに至ったのか?
ここからは私なりの推測ですが、中国市場では乗用車はまだまだ贅沢品、ステータスとしての役割を担っていて、独立したトランクを持つ3ボックスのセダンこそがステータスにふさわしい、と考えられてきました。
ハッチバックを持つ2ボックスなんか、商用車に見られてステータスじゃない・・・・からか、有語句で発売される日本車も押しなべて③ボックスのセダンが主流。

そこに2ボックスのライフ(フィット)が風穴を開けることになるのか?
そもそもまだまだ中国では大衆車クラス、と言う車格のクルマが売れていません。サンタナを見かけることはあってもゴルフやポロは皆無と言っていいほど・・・・
そこに殴り込みをかけるわけですから伝家の宝刀、ライフのお出まし。となってもおかしくはない・・・・・

コロナ騒ぎをよそに新車の売れ行き急回復を見せている中国の人民に、大衆のためのクルマが行きわたる日が来るのか?
これからの販売実績を興味深く見守りたいところです。

| 18:45 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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