2024年02月05日

パリでSUVに逆風

今や欧州車でも珍しく無くなってきたSUVことオフロード風大型ワゴン。
ポルシェ車の収益を支えるのも今や4ドア4輪駆動のワゴン・タイプです

これが排気ガスを過大に撒き散らし、占有面積も無駄に大きいので都市生活者にはメリットがない!!
ということで、パリ市内でのSUVだけ駐車料金を3倍にアップするルールが決まりました。

原案では1,6トンオーバーのSUV、それに2トンオーバーのEVも含まれます。
日産のテラノでは当初1700kg近くあったほか、最近のメルセデスEQシリーズも2トン車が珍しくありません。

SUVを心から愛するパリダカマニアのフランス人オーナーには悲しいニュースかもしれませんが私には関係ありません。
というのもそもそも私はこの車型に興味がないからです。

背の高い、ワゴンタイプの運転席は乗り降りに丁度良い高さ。おまけに前方の見晴らしもよく他社を見下ろしている優越感は日頃、使いっ走りの身分には心地よいはず。
けれど峠道大好きな私には重心の高い車など問題外のさらにそと。得てして国産SUVの多くはロールバーをガチガチに固めてロール角を押さえ込んでいますが、そんな車で乗り心地がいいわけがない。
試しに4人乗車で山道をいつものペースで走らせていたら後席の住人から猛抗議!!

以来積極的に背の高い車を転がそうなどとは思わなくなりました。
残念なことに、メーカーも顧客もこんなSUVが大好き。車種整理の憂き目に会うのは大抵が背の低いセダンタイプからです。
最近もトヨタのライズ、ダイハツ・ロッキーの影に隠れてパッソ・ブーンが消え去ったばかり。
欲しい車は今のうちに押さえておかないと・・・・隣近所みんながSUVになっても俺は乗らないぞ!(というより立体駐車場に入らないし・・・・・)
と、思いを新たにしたニュースでした。

| 20:47 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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