2024年02月04日

延長開業決定!

大阪万博expo70に合わせて開業した北大阪急行は大阪市営地下鉄と直通運転するために大部分が架線の無い第三軌条のまま地上区間を走る珍しい鉄道です。
だから踏切もなく新御堂筋の上から眺める見晴らしのいい景色は是非大阪観光の1頁に加えて欲しいくらいです

開業時、最初の終点は万博会場正面入り口でした。ここで生まれて初めてぎゅうぎゅう詰めの満員電車を体験できました。
でもコレはあくまで万博閉幕までの暫定開業で、半年後には廃駅に
当初計画通りちょっと手前を直進して千里中央駅が終着駅となりました。場所は新御堂の北端と中国道が交わるあたり。今では大阪モノレールがかつての廃線跡を跨ぐように走っています。

そんな北大阪急行に千里中央駅から先箕面方面にレールが延ばされ、路線延長区間~箕面萱野駅 約2.5km.が生まれます。第3軌条の地下鉄延伸としては非常にレアなケース。踏切もありません。

千里丘陵の開発発展とともに歩んできた感のある北大阪急行も、もう50年の歴史を重ねてきました。山ばかりだった沿線の住宅開発ももはや飽和状態
昔は遠足かハイキングしか出番のなかった能勢電車も今では梅田直通急行が走る通勤電車。箕面も観光地と言うよりベッドタウンの様相です。

箕面(みのお)といえば、滝と猿が有名な観光地。遠足以外では訪れることのなかった場所が今では麓まで大阪市内の通勤圏。豊中市の東半分も郊外の田園風景がマンション群に大変身し昔日の面影はありません。

今度の万博が終わったら、周辺はどんなふうに変わってゆくのでしょうか・・・・・・?

| 20:25 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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