2023年10月05日

可哀想なクマ

今日は何故かクマが登場するニュースが続きます。
秋田美郷町の 作業小屋に4日、親子連れのクマが入り込んだのを目撃されて、仕掛けられた檻に入っていたのが確認されたのが今朝のこと。
檻ごと運ばれたクマ親子、山に放つと再び人里に降りてくる可能性があり近所に保育園があることから、住民の安全を守るため

として駆除されてしまいました。
ニュース映像ではまだ檻の中で動きまわっていたクマの姿が捉えられています。

当の熊にしてみれば例年に無い異常気象で本来なら取れるはずの秋の果実が手に入らなかったのでしょう。人里に降りるリスクを冒してまで乳飲み子たちの空腹を満たそうとした事が考えられます。
本当にクマ達に殺される程の罪があるのでしょうか?

そもそも地球温暖化を進めてしまった罪は人間の方にあります。餌を求めて活動範囲を逸脱したクマに過失はあるのでしょうか?
人的被害が無かっただけにクマの親子が不憫でなりません。

同じくらいの緯度にある岩手、花巻でもやはり親子の熊が目撃されました。今日になって該当の茂みを探したところ姿は見えず。命拾いしたクマ達にホッとします。

そうかと思えば宗谷地方を走るJR北海道のディーゼル車がクマに衝突、列車は13時間も足止めされた上、乗客1人と運転手1人はその間缶詰に!
列車の下敷きになってしまったクマも不憫です。おそらく生まれて初めて汽車を見たわけでもなかろうに...


今紅葉前線が北海道の山の上から日々里に降りてくる季節。
クマたちだって冬眠を前にしっかり食物を食べておきたいタイミングです。

この夏から街中で目撃されるクマのニュースが相次いでいます。
猛暑の影響で市場に出回るトマトが品薄なのを見るにつけ、我慢を強いられるのは我が家だけじゃ無いことを思い知らされます。
でも命まで奪われてしまうのは!...

| 22:03 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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