2023年09月05日

ID.GTI Concept

フォルクスワーゲンゴルフと言えばビートルを世襲した世界的国民車
再来年で誕生から50年の記念すべき年を迎えるゴルフの人気を加速させたのは間違いなくGTIの存在でした。

そのGTIが新モデルを発表
それはもはやマニュアルミッションでもなくガソリンエンジンも載せていません。EVの新顔ID.GTI Conceptとしてベールを脱ぎました。
GTIを名乗ってはいますが重要なのはコレが次期型ゴルフ ID.2を土台としている事。つまり事実上の新世代ゴルフのお披露目に等しい意味を持っています。

ゴルフのアイコンでもあるリアの太いクォーターピラーデザインはここでも継承された一方今までに無かった個性としてリアのタイヤに繋がるボリューム感溢れるフェンダーの造形が力強い走りのイメージを感じさせます。概して後輪駆動のクルマにこうした手法が多いところを見ると次のゴルフは後輪駆動かと期待させてくれます。

根拠はもう一つ
日本でも公開されているID.4は電気で後輪を駆動するRR,つまりビートル以来の伝統の復興を遂げている事です。
このクルマだけ後輪駆動であとは前輪駆動というのも考えにくい話,と考えれば次のゴルフが後輪駆動でデビューしても少しも不思議はありません。
先日のキャンペーンキャラバンでID.3の日本導入予定がない、と断言されていた訳がようやく納得できました。
ゴルフの次世代モデルとしておそらくこのID.2が上陸してくるはずです。(欧州は2年以内に€35000で販売スタート!)

全長は4mちょっと、全高は1550ミリでBYDドルフィンよりもちょっと小ぶりで幅広、ホンダ-eとならいい勝負です。
問題は後輪駆動かどうか?(どうやらゴルフに則り前輪駆動のようですが)
というよりもゴルフの名前を冠して登場するかどうかです。しばらくは前世代のガソリン車と併売されるでしょうからゴルフIDとか、別の名前を冠するでしょうがそれも時間の問題。
あるいはゴルフ以上に馴染みのあるネーミングが用意されているのか??
そしてそして、GTIのトレードマークでもあるゴルフボール型のシフトノブの行方は??

FFホットハッチと言う造語が生まれたのもゴルフGTIが生まれたからこそ。
次のゴルフGTIが次世代の潮流を作れるか?
とっても気になる発表です。

| 07:01 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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