2023年08月01日

DJI規制?

中国商務省は7/31日、一部のドローン(無人航空機)の輸出を9月1日から規制すると発表。輸出規制が消費者向けドローンにも影響するとし、中国のDJI社製が販売の50%以上を占める🇺🇸アメリカでは大きな影響が予想される
中国はドローンの生産が盛んで、4月、ウクライナの戦場に中国がドローンを輸出しているとの「非難」を米欧のメディアが広めていると批判。
ドローン輸出規制を導入するのは「国家の安全保障と利益を守る」ことが狙いとしている。

問題なのは、日本でもこのメーカーのドローンのシェアが圧倒的に高く、9月以降に大きな影響が予想されることです。
事実私が去年買った200グラムのドローンもこのDJI社製、さすが世界のトップメーカーらしく性能や関連製品のバリエーションも高い技術レベルにあるのは間違いありません。
ドローンだけではなく、関連機器も、と言うことなので下手をするとカメラ撮影を安定させるジンバルもまた規制の対象になりかねない勢いです。軍事目的にジンバルが転用できるかは別として・・・・・

さて、中国製ドローンが販売できなくなったら・・・
心配ご無用、アメリカ製があります。

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私がライセンスを取得した際に使用したドローンはアメリカ.autel社製。中国系技術者も開発に加わっており、性能・信頼性ともに対抗馬として不足のない内容でした。
つい先日も新製品のお披露目に出かけたばかり・・・・・

米中二つのドローン・メーカーの大きな違いはそのボディー・カラーにも表れています。
autelのドローンは海軍が救助用の指定色にしている鮮やかなオレンジ。自然界に混ざる色がなく会場などでの発見を容易にしてくれるメリットを併せ持ちます。
一方DJI社製のドローンは目立たない灰色。どんてんで飛行させてみるとよく分かりますが、暗い雲に紛れて見失いやすいカラーです。逆にこれがスパイ活動などには有利に働くのでは、という噂があるのも事実です。
私の愛機にはオレンジ色の蛍光テープを貼り付けてautelのように目立つカラーにしているほか、機体の下半分には飛行機のように反射しやすい、ステンレスカラーを施してあります。

両者のドローンを価格で比較するとほぼ互角。性能も似たり寄ったりのものが多いので価格が高騰しないうちにアフターケアの安心なアメリカ製を手に入れておくのが得策かと思います。

| 23:08 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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