2023年02月22日

東横線 pictorial

書店に並ぶ鉄道雑誌でも屈指の老舗が鉄道ピクトリアル

P1240147

その今月号は待ち侘びた東横線特集です。東横線は東急の母屋のように思われていますが東急の本来のルーツは目黒蒲田電鉄でした。別会社として発足した東横線はさんざん難航した上、目蒲電鉄のもとで開通し東京と横浜を結ぶ都市間輸送の雄として発展したことは周知の通り。
この3月には相鉄とのネットワークが始まり、東急として久々の新規路線が開業します。

渋谷駅から新横浜までが一本の路線で繋がり、横浜線に乗り換える煩わしさもオサラバです。
相鉄サイドから見れば新横浜と直結することのほかに、沿線から横浜駅を経由せずに一気に渋谷まで直行できるので裏返してみれば渋谷の商圏が横浜西部に大きく拡がることにもなるわけです。

そして、日吉〜田園調布までの複々線区間にはこれまでに加えて相鉄車両も加わることになり、多摩川鉄橋で待ち構える撮り鉄ファンもそのバラエティの多さに戸惑いさえ感じることでしょう。
もっと戸惑う事にはこれまで大半の行き先が元町・中華街だったのが海老名やいずみの線方面の行き先も加わることになるわけで、こうなると迂闊に車内に忘れ物などしようものなら、検索システムに登録されるまで、もどかしい思いをして待つことになるでしょう。


さて、今号の鉄ピではそんな東横線の沿革を中心に、懐かしい旧3000系車両や駅の変遷と内容も豊富。旧くは日比谷線初代3000系の頃から高校・大学まで旧3000、8000,7000系車両を中心に愛用した私には文句なく保存版の価値ある一冊です。
沿線に大学名を含む駅名が続く理由や武蔵小杉のタワーマンション群のある場所がもともと東横線開通を機に誘致されたNECの工場用地だったことなど、聞けばなるほどと納得のトピックも豊富。これから数日は完読するまで首っぴきになりそうです。

それはそうと、このところの鉄道ピクトリアル、格上げ・格下げ車輌特集や高山本線特集などページをパラパラ捲っているうち、思わずレジまで直行した佳作の連続・・・・・・と思って翌月号の特集を見ると、VVVFインバータ車の特集と・・・これまた見逃せない特集のようで・・・・・

| 17:07 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー

最新記事