2023年01月31日

final day東急本店

東急東横店は既に解体工事も進んで跡形もなくなり東急本店も今日を最後に営業を終えます。

Img_9025


渋谷にあった大型の書店は大盛堂と並んでこのMARUZEN & ジュンク堂書店 が飛び抜けたフロア面積で、探している本が見つからないとまずここを頼ったものでした。

109のさらに奥、地の利はない場所でしたが裏手に回ると静かな松濤の住宅街で舗道沿いの静かなカフェで喧騒からは隔絶されたひとときを過ごすことさえできました。

本店までの道すがら左手にはロシアカメラも並ぶ中古カメラ店があって、買うべきか散々迷ったのも一昔前のこと.この道を行き来するのは文化村に赴く時だけになるのでしょうか?

往時には渋谷の駅前から送迎用のマイクロバスが発着していたのも特色で、界隈でマイクロバスにタダで乗車できる場所も希少でした。
そもそも百貨店という業態、50年以上前は小売り業の頂点に君臨していて日曜日に家族揃って出かける行き先の筆頭候補でした。一階に化粧品、2/3階に婦人服売り場。老舗の三越は呉服屋がルーツでこの業態も早くから取り入れていたのも頷けます。
紳士服フロアのさらに上は子供服とおもちゃ売り場。昔は直行していたところです。そして、飲食街があったり屋上遊園があったり、マッサシク家族総出で楽しめる場所だったのです。
そして、文具や書店のフロアがあって催事場があって・・・・もっぱら最近はここ重視です。催事場が最上階なのは帰り道に各階売り場へ誘導するためだと聞いて納得。

明日からは渋谷に大型の書店が消えてなくなる訳で、そうなったら新宿まで余計に運賃を払って足を伸ばさなければならなくなるのは残念以上に出費増も問題です

| 13:16 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


2024年 4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

カテゴリー

最新記事