2022年12月09日

F2後継機は・・・・

きょう政府から明らかにされた次期戦闘機F2の後継機・開発計画では、イタリア、イギリスと手を組むプランが正式発表されました。

Dscf6074

そもそも従来のF2はアメリカ製F16をベースに主翼を拡大したりエンジンを強化した、チューンupバージョン。日米合作というより、改造機と呼びたくなる存在でした。

日本が装備品でアメリカ以外と共同開発を行うのはこれが初めてで日本側は三菱重工業が開発主体として設計・開発を進め、イギリス航空防衛大手BAEシステムズと機体を中心とする構成品の共同開発に当たるとか。イギリスは2035年ごろの就役を目指して「ユーロファイター・タイフーン」の後継機開発に着手しており、もしもこれが開発母体になるとしたら、日本にもデルタウィング機が登場するのか?三菱ベースなら先尾翼付きのデルタ翼も?・・・・・

空自への配備は2035年までを目指し、イギリス、イタリアでも配備されることで量産効果も期待できます。
というかアメリカ製があまりに高価に過ぎて政府が音を上げたのかもしれません・・・・・

エンジンはIHIが英ロールス・ロイスと共に開発を担う方向・・・・・・その昔、プロペラ戦闘機飛燕のエンジンがドイツ、ダイムラーベンツ製に倣った液冷倒立V12気筒だったことを思えば、日英が手を組むエンジン開発ではどんな名機が生まれることやら、あるいはVTOLも?

Dscf9001

今度のBは複座、つまり二人乗りで主に練習・訓練機が主な用途です。

あまりに高価なアメリカ製を避け、輸出で外貨も稼げるとなれば、政府にとっても良いことづくめ?
まずは、どんな主翼デザインになるのか?早く完成予想図がみたくてたまりません!!

| 15:14 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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