2022年10月13日

きょうのEVニュース

ソニーグループとホンダが共同出資する電気自動車の新会社「ソニー・ホンダモビリティ」が都内で設立発表会を開きました。

第1弾プロダクトについて、2023年1月4日にラスベガス(たぶんCES)で発表される新型EVをお披露目。25年前半に受注を始めるとか。もう二十数ヶ月後にはオーダーリストが出来上がります。

生産拠点については、北米にあるホンダの工場を予定し、2026年春に北米で、日本には2026年の後半からのデリバリーする計画を明らかにしました。だから最終デザイン・スケッチももうそろそろ確定する頃?

まあ、助走から全力疾走までのプロセスは既にテスラが敷いた方向をトレースするような恰好と思われます。彼等はトヨタ・GMが手放したNUMMIの工場跡地をちゃっかり活用し、ジャガーから招いたデザイナーにスタイリングを委ね、あのモデルSの量産化を思いの外早く達成したのでした。

何しろホンダのノウハウとソニーの技術が否応なく盛り込まれるソニー・ホンダの新型車。テスラよりどれ程優れているのか?どのくらいお買い得なのか?今から否応なく期待が高まります。と共に、テスラにとっても強力なライバルの出現となるわけで、両社の技術、価格競争の行方も注目です!

さらにはその商品名も興味が尽きません。「ソニホン」だとアイフォンかドアホンみたいだし、何かいい名前をとっくに商標登録して押さえていることでしょう。(ガウスかな?)

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ところで三菱自動車は、一般販売を一時中止し日本郵便など一部の法人向けに限定していたていた、国内メーカー製として唯一の軽自動車タイプの商用電気自動車=「ミニキャブ・ミーブ」の販売を、11月24日に再開すると発表しました。価格は243万1000円から。街中で音もなくヒュイーンと走り去る、あのくまのマークがついた赤い郵便バンです。

軽商用車では、自前のガソリン車の販売からOEM配給に切り替えた三菱ミニキャブですがその歴史は驚くほど長いもので、スバルサンバーが登場した60年代にまで遡ります。(LT30)

EVとなって生き残った現行のミニキャブミーブ(miev)はそもそも、軽自動車規格拡大の1998年にデビューした古参モデル。軽バンとしては押し出しの強い顔立ちが好きです。角形ライトもよく似合い、街中の足代わりにはこれで充分と思わせる魅力がありました。かつて存在した軽トラEVのバージョンは税込価格が200万円を切るタイプもあり、頻繁な充電作業を厭わなければこれほどEVライフを安価に楽しめる逸材は他にみあたりません。

三菱由来のEVで軽のメリットがあり、価格も決して割高とは思えないミニキャブ・ミーブ。これを機に人気に火がついてくれたら・・・・

| 16:01 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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