2022年10月01日

今週のdrive to_the_futureは日産サクラ!

今週は、ラジオ界の宝(と呼ばれた)ピストン西澤がついに納車された日産・SAKURAに乗った模様を交通コメンテーターの西村直人さんと共に放送しています!
Img_7718借りて来た広報車ではない自前のクルマだけにどんな無茶振りもご法度なし!なのですが実力を遺憾なく発揮できたのは、実は上り坂!走行中の車内で録音しているのにも関わらず走行音が拾えないほどの静けさ。唯一ウィンカーを点滅した時のチャイム音(リーフと同じだ!)がクルマであることを主張しています。これではタイヤをレグノに履き替えても音の比較が難しくなる??

更には西澤オーナー秘伝の激安購入プランまでも・・・・

サクラの凄いところは、これまでの電気自動車にはあり得なかった空前の売れ行きと、その圧倒的な最大トルクです。カタログに記載される最高出力こそ64馬力で打ち止めにされていますが、低回転から中速域でそのパワーを実感できるのはむしろ最大トルクの数字。軽のターボ車が軒並み10kgm(100Nm)台に留まっている(これはこれで凄い数字です)のにサクラはアクセルを踏んだ瞬間から195N・m/rpm(換算すると19.88kgm)という途方もないトルクを発揮するのですから・・・・・

さらに、開発を手掛けた日産の永井さんにもお話を伺っています。どんな開発秘話が飛び出すのか興味津々。開発中の秘密のハナシさえも?

さて、私がサクラと聞いて思い出すのは1970年に日産が発売した最初の前輪駆動大衆車=チェリーの鮮烈なデビューです。
合併前のプリンス自動車時代から開発されていた小型車の意欲作が日産チェリーの実体で、ボディのプレスラインにはどこかハコスカと通じるものがあります。この前輪駆動のメカニズムはイギリスの名車、ミニに倣ったもので、エンジンとミッションを二階建てに配置した小型車向きのデザイン。
でも、もっとユニークだったのは三角窓のない三日月型のリアウィンドウや発売前からシルエットだけをチラ見させるティーザー(ストリップ)キャンペーンのインパクトでした。
チェリーの名前はじきにパルサーに取って代わられ、今日のノートに続く日産の基幹車種の座を欲しいままにしています。そんなチェリーの系譜を受け継ぐサクラ・これからの日産の屋台骨となってくれるでしょうか・・・・・

(番組中に出てくる登録車とは、3/5ナンバーの乗用車のことです。昔・軽乗用には車検も車庫証明も必要なく、陸事に登録するのではなくて市町村の届け出だったことの名残です・・・)


ところで、今日はJ-WAVE34年目のバースデー。まだその頃は昭和と呼ばれた時代でした。当時の皇太子殿下が今は上皇様。秋篠宮皇子も天皇陛下も御結婚前だった事を思えば時の流れの中の速さを思わずにはいられません。
オリンピックは韓国ソウルで開催された直後、あれからバルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロと来て昨年の東京。放送でもいくつものメダル獲得を速報でお伝えしてきました。
開局から今も続いているTOKIO HOT 100やSAUDE! SAUDADE...も長寿番組ならDRIVE TO THE FUTUREもいつの間にやら揺るぎない長寿番組の仲間入り。ここだけでしか聴けないクルマ、モータースポーツ情報は他の追随をゆるしません。

これからも長く愛されるクルマの番組でありますように・・・・・尚一層ご贔屓のほどを

(radikoタイムフリーで10月9日深夜29時まで再生可能です・・)

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