2022年09月10日

空飛ぶカメラ?(が欲しい)

日本では現在100グラムを超えるドローンはすべて小型無人機のカテゴリーに分けられ、一機づつ機体の登録やIDの発信機の装備が義務付けられます。
今年6月20日より前に199gのドローンを買ってしまった人も、現在は無登録で飛ばすと処罰の対象になるのでご注意を!

そこで大手家電量販店を覗いてみても屋内で飛ばす目的のトイ・ドローンしか置いてありません。


Img_8049たとえばHollystone社のHS210.手に取ってみると送信機のコントローラーより小さいか?と思うくらいのサイズで、電池込みの重量はたったの24g文字通りおもちゃみたいなドローンです。

説明書の小さな文字に目を通すのももどかしく電源を入れ、離陸操作開始すると、これがきれいにホバリングを決めてみせてくれます。xyz軸の動きに対応したジャイロと気圧センサーのお陰で、高度や姿勢を一定に保ち昔のラジコン・ヘリで苦労したホバリングも難なくやってのけてしまいます。
これがカメラ送信機能を待つタイプを選べば、上空からのリアルタイム映像を映し出すことも可能。昔のラジコンヘリだったら、少なくともン十万の出費は覚悟だったことでしょう。

ただ、小ささゆえに、風の影響はもろに受けます。試しに一度だけ屋外で飛ばしてみると、風速1~2メートルの風にも大きく流され、フルパワーでも向かい風に抗するのが精一杯。こうなると電池の消耗もはやく、あっという間に試合終了です。
だから、トイドローンはあくまでも室内遊戯用。外で飛ばそうと思ったらかなりのパワーと大きな電池。それに100グラム以上の機種に義務付けられる機体登録と認証機能の装備が欲しくなってきます。

それらのほぼ全てにはGPS受信機能が装備され、カメラにもジンバルが載せられて、常に同じ姿勢を保ちます。そればかりでなく万一通信が途絶えたり、電池残量が少なくなった時にはセルフで離陸地点に自動操縦で戻ってくるリターン機能も搭載されています。
カメラとしての性能も4kや8k対応のものが珍しくなく、テレビ番組用だったら充分以上。
これから今月末には北海道を起点に紅葉前線が列島を縦断します。
航空法等で許された範囲内で、空撮ツアーに出かける秋も悪くないかも・・・・・と秋の夜長に考えている私

| 12:20 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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