2022年06月13日

もはや敵なし?

今年も恒例のルマン24時間耐久レースが始まりました。
全面モデルチェンジの新型ハイブリッドレーシングカーを持ち込んだトヨタが圧勝。
ワンツーフィニッシュを成し遂げて、長い歴史にも名を残しそうな5連勝を飾りました。

ルマンで連続優勝したメイクスといえば、まずポルシェ956/962が圧倒的に強かった80年代を思い出します。
その前はフェラーリが連勝記録を続け(60年代)これを止めたのがフォードGT40でした。この経緯は近年映画にも描かれていましたね。

でもここ数年はトヨタに敵うような自動車メーカーとしての参加がなく、独り相撲に終わっているのも寂しいところ。ポルシェやアウディ、プジョーといった強豪たちとのし烈なバトルを見てみたい気もします。
勝ちすぎると、また本部の怒りを買ってレギュレーションが変更になるのがモータースポーツの常。しかもおひざ元フランスでのイベントですから、これからトヨタが対峙するのは、新しい規則なのかもしれません。でもそうなると適応力の速いこともまた日本企業の持ち味、結局は連勝記録を伸ばす結果になるでしょうか?

さて、HONDAの名前が表舞台から姿を消したF1ですが第8戦アゼルバイジャンGPではフェルスタッペンが今季5勝目を挙げました。エンジンは基本的に昨年の改良型HONDAエンジン。でも、メルセデスやフェラーリが後塵を拝しているところから見ると、昨年よほどの進化を加えられていたのでは?と考えれば、僅差の優勝には誰もが納得のゆくところでしょう。
ホンダもトヨタも、となると技術の日産のレース復活にも期待を寄せたいところです。
ルマンに関しては電気自動車での挑戦や前輪駆動のGT=Rなど画期的な試みで挑んでいただけに、ルマン復活、トヨタと正面対決の日が来るのを期待しておきましょう・・・・

| 01:21 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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