2022年05月12日

subaruEV

ダイヤルの数字穴を回してかける黒電話
ホイールを回して好きな曲を探すiPod
気に入ったカセットの音楽をスポーツしながら楽しめるウォークマン
青白いオイル混じりの排ガスを出して元気よく走る2ストロークエンジンのスバル360

昭和や平成の思い出と共に過去の遺産となったモノの実に多いこと!
スバルのガソリン自動車も、この仲間入りをするかも知れません!
スバルは12日EV専門の新工場計画を発表しました。

まだまだスバルのEVは発売前ですが、10年以上前軽ワゴン ステラのEV版が僅かながら市販されていました。
そんなスバルが次世代の主力商品に据えているのが自前のEV.まもなく発売のソルテラはトヨタの委託生産車に過ぎません。
スバルとしては半世紀ぶりの新規工場建設となるもので、効率的なEV生産やコストダウンにも期待が高まります。

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では他のEVメーカーは?と言うと日産は極力既存の生産ラインの中でEVを生産する混流ラインの考え方で追浜工場に設けられたリーフのマザープラントをお手本に世界の拠点でコピペする戦略を取っています。
逆にBMWはカーボン素材からボディを作るところからゼロスタートしi3を生産する専用工場を立ち上げています。

経営方針としてどちらが正解なのかは各社のEVが出揃ってからでないとわかりません。
スバルEV工場がフル生産を迎える頃、ガソリン車はどれくらい生き残っているのか?コレも正確に予測できなければ既存の生産ラインを潰すことは出来ません。
新工場が完成する20年代後半にEVがイニシアチブを取れているのかどうか?
ゼロエミッション化の新勢力が生まれているかどうか?

コレからの5年前後は自動車業界にとっても大きな変革期になりそうです。

スバリストの一員として水平対抗を強い個性として打ち出して来たスバルが没個性化しないかと心配でもあるのですが...

| 10:01 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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