2021年10月01日

撮影用のDBー5は10台?

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イタリア南部の古都マテーラで死ぬほど銃弾を浴びレンジ・ローバーに体当たりされたジェームズ・ボンドの愛車アストンマーチンDB5ですが今回最新作の劇中ではティモシー・ダルトンの時代のボンドカー、ちょっと旧いV8ヴァンテージに乗り換えるダニエル・クレイグ。

これが最後のボンド役とあって公開を待ち侘びた観客は本当に黒山の様な塊となって客席を埋めています。

諜報員の仕事をリタイアしてのんびりとヨットを操るボンド、既にMI6はダブルオーの7番目に噂どおり屈強な女性を就任させていて、これが見たこともないアストンマーチンの最新型を駆っていたり。
それはともかく、君を愛した時間には一瞬たりとも後悔は無い。そんなセリフ一度くらい吐いてみたかったモノです!

まああちこちでネタバレが横行するでしょうから、なるべくネットの情報に触れないうちに劇場へ急いだ方が感動も大きいと思うので...

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それはそうと今回CIAの諜報員がカローラで現れたり、ボンドがノルウェーの荒地を走り回るのがランドクルーザー70系だったりと,もしかしたら車両提供の任にトヨタも加わっていたのかも知れません。敵役にはレンジローバーが大挙して現れる所はふた昔前のフォード資本の時代には考えられなかったところ。

ラスト・カットを飾るのはそういう訳でジョージ・レーゼンビー(女王陛下の007)の時のDBSとよく似たアストンマーチンV8だった訳ですが、ストーリーの終わり方もどことなくあの作品に似ている様な後味が...

世紀を超えて愛される007
果たして次回作では誰が007の称号を手にしているのか?
ボンドカーもEV化を免れないのか?


参考までに今回イタリア撮影に用意されたDBー5の数は、車内撮影用の二台を含めて10台近くが用意され、エンジン音が違うところから特別にチューンされたレプリカのようです。

| 22:06 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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