2020年02月12日

やっぱり保守が好き?

2月も半ばに差し掛かってくると春のジュネーブショーより一足早くアメリカでシカゴオートショーが開幕します。自動車産業のおひざ元で開かれる全米規模の大掛かりな自動車ショーですが・・・・・・

どうやら注目の的は新しいコルベット,C8に生まれ変わったミッドシップの最強版です。GMはこのほか現行のカマロやGMCトラックにも注力、日本メーカーではトヨタの新しいスープラが相変わらずの人気の様子です。が、日産やホンダはというとはっきり言って影が薄い・・・・・

NSXやタイプ-R(シビック)の出展はあるもののわざわざショー会場に赴いてまで‥の感はあります。フォードやクライスラーといったアメリカ勢も同様、映画のヒットで絶好機のフォードGT40すら最新型のリリースは数年前、新鮮味を欠く展示が少なくなかったのも否めません。

メルセデスやBMWの姿も無くロールスロイスやベントレー、それにランボルギーニが欧州代表選手として気を吐いてはいますが、あとはアルファロメオの姿が見られる程度。

そしてテスラはじめEVの姿は僅かにポルシェブースとトヨタの片隅に置いてあるだけ。一方では昔の初代コルベットやポンティアックファイアーバードトランザム、そしてマツダ・コスモロータリー(110s)といった懐かしい名車が脚光を浴びたりもして・・・・

そう、ここはアメリカ、大統領は保守派の権化。古き良き時代がイチバン、と考えている保守派の意向をふんだんに汲んだかのようです。時代に逆行?しているかもしれませんがアメリカはアメリカ、の見本のような今回のシカゴショー、保守層の本音が見え隠れしているようでもありました。

| 15:01 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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