2019年04月25日

宇宙で初

J AXAの小惑星探査機はやぶさ2のミッションは重要な局面を迎えようとしています。
Dscf4105-2先日発射に成功したインパクターが作った宇宙初の人類による人工クレーターが実際に形成されているかどうかの確認作業です。

(写真はイメージです、人工のクレーターではありません)

上空1,700mまで降下してカメラ画像を確認します。直径10mほどの窪みが出来ているのが確認されました。中心付近にあるとみられる大きな岩がそのままの形で残っているのが気になりますが、周囲の砂?は大きく掘り起こされているのが判ります。


クレーターを確認した後は着地するシークエンスを決め、サンプル採取に向けての最終準備が始まります。おそらくこれがはやぶさ2の現地での最終ミッションとなるはずで、後は地球目指して遥かな帰路に就くわけです。

初代はやぶさの様に本体が燃え尽きてしまう予定はありませんが、こればかりは実際に接近してみないと分かりません。
とはいえ、ここまでパーフェクトとも言える足跡を残して来てくれたはやぶさ2ですからね、きっと大丈夫でしょう

| 23:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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