2014年12月11日
主語と述語
声優養成所でのレッスン中、「この文章の主語と述語は?」と質問することがあるのだが、正確に答えられる学生が少ない。はじめは「簡単すぎて手を挙げにくいのだろう...」と思っていたのだが、私の考えは甘かった。
どうやら、小学校3年生で教わる主語と述語を正確に理解しないまま大人になっている者が増えているようなのだ。
小学5、6年生ではすでに英語が必修化され、さらなる低年齢化も検討されているそうだが、果たしてこのままでいいのだろうか。もっと日本語の教育を充実させ、「読解力」「発言力」「会話力」を高めるべきではないのか。
日本語の乱れが叫ばれ始めて久しいが、これは乱れどころではなく、日本語の"危機"と言えるのかもしれない。皆さんは大丈夫だろうか?
服部 陽介Official BLOG
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