2010年08月31日
オスプレイの憂鬱その3
近頃、めったにあ然!とさせられる場面に
遭遇することがなくなりましたが、ありました!
昨夜の菅総理と鳩山前総理の会見・・・・・
きのうまでの、あの不自然すぎる造り笑いは
何処へやら、憮然とした表情の菅総理と、
その表情からは心中を図りしることがほとんど
不可能な鳩山前総理。
そこで2人が発したのは、トロイカ体制+α
という挙党一致の解決策でした。
生身の人間が喋っているとはとても思えない
2人の凍りついたような表情・・・・・・・
そこからどのようなことが会談で話し合われた
のかある程度は想像できます。
ご承知の通りトロイカ体制とは、旧ソビエト連邦の
スターリン以後の国家体制のこと、スターリンに
一極集中した権力を分散させようと、党第一書記、
国家元首である最高会議幹部会議長、それに
首相の3人で指導体制を確立しようとしましたが、
その後、この体制は崩壊しています。
ちなみにトロイカとは3頭立ての馬橇のことです。
1人でだめなら3人でということでしょうか、もっとも
3人寄れば文殊の知恵という言葉もありますが・・・
小沢氏の代表選出馬表明で、菅総理との考え方の
相違が明確になり、政権政党である民主党の理念や
方向性がようやく分かりかけようとしていた矢先の
この手打ち・・・・・・あ然とするほかはありません。
きょう予定される菅総理と小沢氏の会談が注目され
ますが、水と油にミルクをそそいで妙な味にならなければ
いいのですが・・・・・・・