2010年07月23日

MRJの訓練プログラム

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三菱航空機はこのほど、開発中のリージョナルジェット
MRJの訓練プログラムの開発及び実施に関し、カナダに
本社のあるグローバルソリューションプロバイダーの
CAE社と契約を締結したと発表しました。

現在開発中のMRJは、世界最高レベルの
運航経済性と客室快適性を兼ね備えた
70席から90席クラスの次世代リージョナル
ジェットです。

すでに全日空からオプションも含め25機、
アメリカのトランス・ステイツ航空から100機の
受注があり、現在開幕中のイギリスのファンボロー
航空ショーでも活発なプロモーションを展開して
います。

今回、CAE社と契約を締結したのは、MRJの運航に
必要な訓練に関して、プログラムの開発や当局承認
取得の実施を担当してもらうためで、三菱航空機に
とっては力強いパートナーを得た事になります。

旅客機は機体そのものを開発することも勿論重要
ですが、その機体を販売するためのノウハウや、
パイロットやキャビンアテンダント、整備士、運航
管理者などの訓練をスムーズに行って、航空会社
にとってその機体を購入し易くする環境整備も非常に
重要になってきます。

今回の契約締結で、CAE社はエアラインに対して
訓練機材販売を始とする全ての訓練関連事業を
提供することになります。

日本が初めて開発する国産のジェット旅客機が、
今後、どのような成長を遂げるのか・・・・・・

とりあえずは、ファンボロー航空ショーでの朗報を
待ちたいものです。

| 20:36 | コメント(2) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、お疲れさまです。
何度か田中さんよりお伺いした、初・国産ジェット旅客機開発プロジェクト、本格始動ですね!!
機体を販売する為のノウハウ・・・がピンと来ませんでしたが、これこそが国産開発ジェット旅客機が今までなかった証なのかもしれません・・・

投稿者 ちなみん : 2010年7月24日 00:08

ちなみんさん、ありがとうございます。
「機体の開発には成功したものの、機体のセールスには失敗した」これが戦後初の国産旅客機YS-11の教訓でした。旅客機は機体の性能もさることながら、いかに低コストで運航させることが出来るか、いかに整備をスムーズに行えるかが航空会社にとっては重要となってきます。
その点、長い歴史と豊富な経験を持つ海外の航空機メーカーのほうが有利であることは明らかです。
そうした弱点を今回のCAE社との契約によって補完させようというもので、三菱航空機の本気度が伺えます。
あとは機体価格を如何に抑えることが出来るかが大きなカギとなります。

投稿者 ホヅミ : 2010年7月26日 12:43

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