2009年02月20日
飛行機に乗ったらお約束
マニラ発成田経由ロサンゼルス行きの
ノースウエスト航空ボーイング747-400が、
千葉県銚子沖の上空で乱気流に巻き込まれ、
現時点で47人が重軽傷を負う事故が起きました。
旅客機は銚子沖の上空で着陸待機のため
旋回中に乱気流に巻き込まれたもので、
機には乗客408人、乗員14人が乗って
いました。
この事故を受け運輸安全委員会は、
航空事故調査官3人を成田空港に派遣
しています。
事故当時、千葉県沖の上空は低気圧が
通過中で、大気の状態が不安定と
なっていました。
旅客機は着陸待機の状態で、当然、
シートベルト着用のランプが点いていたと
思われますが、けが人が多数出ている
ところをみると、シートベルトをしていない
乗客(客室乗務員は着席していなかったかも
知れません)がいたものと思われます。
ご承知のように空港に着陸する旅客機は、
混雑時には空港周辺の上空で螺旋を
描くように旋回しながら、早く空港周辺に
到着した機から順番に着陸態勢に入ります。
着陸態勢に入ってからは、シートベルトを
着用しない人はいないでしょうが、
着陸待機のため旋回中の機内ではどうだった
のでしょうか?
離着時のシートベルトの着用はもちろんですが、
ベルト着用のサインが消えても出来れば
ベルトを着用しているほうが、万が一の際の
リスクを減らすことは出来ます。
特に、今回のような天候が不安定な場合は、
早めのベルト着用が望まれます。