2008年08月17日

私のラジオデイズ42

1960年代後半にラジオ局に就職することになった私は、
音楽界の大きなうねりの中で業務を遂行することに
なります。

ザ・ビートルズの出現で、ポップスはそれまでの
ソロシンガー中心の音楽からグループサウンズの
音楽へと変貌を遂げていきます。

当時の音楽界は、音楽のジャンル分けに
かなりのこだわりがありました。

クラシック、ポピュラー、歌謡曲の3大ジャンルは
今でも変わりませんが、この他に、映画音楽、民俗音楽、
邦楽、現代音楽などのジャンルがあって、
それぞれの分野に音楽評論家が存在しました。
(このあたりのジャンル分けも変わっていませんが)

ポップスには、さらにポピュラー、ロック、ムードミュージック、
ジャズ、ラテン、シャンソン、カンツォーネ、ハワイアン等々、
細かいジャンル分けがなされており、それぞれに専門の
番組がありました。

入社すると、先ずは自分の方向性を決定することから
始まります。
自分は、クラシックなのか、ポップスなのか、それとも
歌謡曲なのか・・・・・

これはかなり重要な問題で、その後の自分の活かし方が
決まってきますので、大いに悩むところでした。

クラシックも好きだし、ポップスも好きだし、
歌謡曲にも興味があるし・・・・

しかし、やはり一番好きな、そして子供の頃から
聴き続けているポップスを選ぶことにしました。

勿論、ポップスを選んだからといって、他のジャンルは
一切扱わないということではありません。
アナウンサーの立場としては、どのようなジャンルであれ、
番組を担当しなければなりませんし、実際、歌謡曲を除けば
クラシックからポップス、邦楽までなんでもやりました。

番組制作者としては、ポップスを担当したいと思ったのです。

ところが、アナウンサーとして最初に担当したのは
クラシック番組でした。
生放送の「朝のコンサート」と、タイトルは忘れましたが
録音番組のクラシックでした。

この時、自分のアナウンスメントに関して
重大な問題点のあることを思い知りました。
また、話が長くなりますので続きは次回に・・・・

| 16:00 | コメント(1) | カテゴリー:田中穂蓄

コメント

田中さん、お疲れさまです。
アナウンサーという職業始め、自分の希望する仕事、ジャンルを担当出来たらどんなに素敵で最高でしょうね!!
自分は、J-POP派です!!
自分は、希望の業種、アニメ業界に20年前、3ヶ月半在籍しましたが、自分の希望の演出でなく、撮影でした…
画力がない自分は、アニメーターから演出、という方向性からは入れず、カメラワークから演出、という方向性を提示されました…
結局、石の上にも三年保たず、3ヶ月半しか続きませんでしたが…
田中さん、次回を楽しみにしています!!

投稿者 ちなみん : 2008年8月17日 15:53

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