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2007年07月26日
第066回/囲いがかっこいい。

  ワタシが夏に食べたくなるものは「ジンギスカン」と「ジャージャー麺」と「酢辣湯」と「カレーうどん」です。うなぎはもちろんですがね。にょろ。うなとと。よっ旦那、今日はどちらにお出かけで。拙もお供いたしまして、ここはひとつ暑気払いにうなぎなんぞいかがでございましょうか。よいしょっと。

  というわけで、今週のe-STATION GOLDは、夏になると食べたくなる食べ物=夏ゴハンで盛り上がる予定でございます。ご参加お待ちしております。あ、そうそうバロンさんはFUJI ROCK。暑そうだなあ(笑)。

  そんな明日は偶然にも「スイカの日」だそうであります。「今日は何の日」というサイトによりますと、「スイカの縞模様を綱に見立て、27を「つ(2)な(7)」(綱)とよむ語呂合せから」だそうです。おいおい(笑)。かなりギョーカイのご都合を感じるわけですが、まあ、「世界は駄洒落で回っている」と、かのガリレオもおっしゃっていたぐらいである。いや、あれはガガーリン少佐が「地球は青かった」に続けておっしゃったんでしたっけ? ←言ってません。しかし、世間は語呂合わせ好き。

  こうした語呂合わせ志向を持つ脳味噌のことをワタクシは「駄洒落脳」と呼んでいることは以前ここでも発表いたしました。かくいうワタシは、その駄洒落脳のみが発達した人類であります。おそらく北京原人あたりからネアンデルタール人、そしてクロマニヨン人へと進化するどこかの段階で「ダジャレデルタール人」という傍流が発生。その一群が大陸を離れた日本列島に生息、結果的にここまでクロマニヨン、ということではなかろうか。

  では、どれぐらい「ダジャレデルタール人」なのか。この際なのでセルフ観察してみたのである。

  例えば、道を歩きながら「ニューヨーク」という文字を見れば「ニューヨークで入浴」というフレーズを思い起こし、「帽子」という文字をみるたびに「この帽子ドイツんだ、広岡?」と高度なのかどうなのか、もうよくわからないフレーズにたどり着いているのである。もちろん「サトームセン」は「ガトームソン」である。

  トイレに入って温水洗浄便座の「ビデ」という文字を見るにつけ、W杯のピッチに寝ころんだまま起き上がってこなかった、あの中田英寿さんを思い出す。それはヒデ。

  サザンオールスターズの「お熱いのが好き」というナンバーが若い頃から好きなのだが、その歌詞の中の「夢からさめずにいたいだけ」というところにさしかかると、必ず「夢から鮫洲は試験場」と歌ってしまう。

  電車が混んでいると「今日も電車が小宮山雄飛」と言い続けている。しかも「いい雰囲気」という言葉には「いい雰囲気を鴨志田くん」とつい反応してしまう。小宮山、鴨志田……野球愛好家に出がちなフレーズで有藤。

  最高裁判所を「きっとサイコーな場所なんだろう」と思いこんでイラスト化したのはみうらじゅん先生だが、ワタシもそれは常に感じていたので、それを最初に見たときは大いに溜飲を下げたものである。ただし、何に溜飲を感じていたのかは不明。リューイン&カンパニー。それはリューベン。

  マイケルにヒットマンがいないのである。いや、違った、枚挙に暇がないのである。そんな体たらくなのでピストン西沢さんに「渡辺祐は駄洒落でしか人とコミュニケーションを取れない」と言われてしまうのだ……めかんたーびれ。

  夏休み中のよいこのみんなは決してラジオのマネをしないようにね!

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
クリックすると画像が大きくなります。TASKBARではご紹介しませんが日本のロック史をたどるすんごい写真集できました。
異常なほどのメンツが揃った貴重写真満載です!
『日本ロック写真史 ANGLE OF ROCK』
(ぴあ刊/3,990円)
ちなみにワタシの事務所で編集してます。
写真展も好評開催中!
http://www.pia.co.jp/news/hot/
20070718_rockshashinten.html


TASK BAR blog staff | 22:17 | カテゴリー:TASK BAR
2007年07月19日
第065回/靴と絆創膏。
070720.jpg
【渡辺祐秘密の小部屋】
http://d.hatena.ne.jp/
dothemonkey/
  先日、下町に行ってみたのである。目的は「老舗で貝を食べる」。なにしろワタシは前世が海獺(ラッコ)だったという説があるぐらいだから。以下、個人ブログに書いたものからコピペ。

  【渡辺祐=ラッコ説の根拠】

(1)貝類が異常に好き(生食可)。

(2)海老と蟹とタコとイカも好き(生食可)。

(3)貝を割るのが上手(意外と器用)。

(4)割った貝は自分で片づける(整理整頓)。

(5)ヒゲで小太り(やや痩せたけど)。

(6)意外と人見知り(いぢめる? 飼育には不向き)。

(7)寝るときは何かに巻きつきたがる(照笑)。

  さて、貝でお腹いっぱいになった帰り際のこと。そのお店は老舗らしく玄関にて靴を脱ぐシステムなのである。いいですな、こういう風情は。大昔の池袋演芸場がそうでしたなあ。下足に靴を預けてね、畳敷きの客席に上がる。その際に小さなお盆に急須と湯飲みがのったお茶を買うのである。懐かしいねえ、ご隠居さん。

  帰ろうとして我が下足をば入れておいた下駄箱(下駄じゃないけど)に赴いたワタシは、ふとそこに貼られた一枚の注意書きに目を奪われた。その下駄箱の上にこう記されていたのですよ。

「御自分の靴をお履きください」

  え? そうなの(笑)。いや、この場合の「そうなの?」は「え、自分の靴を履くのか?」っていう意味じゃないですよ。←当たり前だ。のクラッカー。これはつまり、「自分の靴を履かないヒト」が過去に存在した、ということであります。いるんだなあ。落語でいえば「湯屋番」か。あ、「鰻の幇間」か。

  確かに大きなお通夜などにうかがうと、この靴てえものがかなりの大混乱なのは知っている。なにせ男性全員が黒い革靴ときたもんだ。『タキモトの世界』(久住昌之&滝本淳助・著)で一部好事家に知られた滝本さんは、お通夜で会うたびに「オレは靴を間違えないようにしている」という工夫の話(詳細忘れた)を必ずしてらっしゃいました。さらに「こういう時はコレよ」と言って胸ポケットに忍ばせた靴べらを見せてくれたこともあった。工夫のヒトである。

  しかしだ。いくら大きなお店とはいえ、ヒトは靴を間違うのだろうか。サイズもデザインもあるだろうに。しかも、こっちは全員黒革靴でもあるまい。これが「意図的に高そうな靴を履いて帰る」という窃盗調なことではないとした場合、いったいどこらへんで自分の間違いに気づくのでありましょうか。だいぶ家に近くなちゃったりしてから気づいりしたら自分でそうとうビックリするだろうなあ。「うわ、オレ、靴間違えちゃってるよ」って叫ぶね、声に出して(笑)。

  その場合、返しに行くべきかどうか……というところまで考え始めると、今夜眠れなくなって明日(金曜)のオンエアに支障がでそうなのでこれぐらいにするわけです。

  ちなみに、貝はとってもおいしゅうございましたあ(バロン調)。

  あ、タイトルの「靴と絆創膏」の「絆創膏」の部分はまったく意味はありません。なんとなくブームなのかなあと思って書いてみました(笑)。

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
070720_suisho.jpgスキマスイッチ
『グレイテスト・ヒッツ』
(8月1日リリース/BMG JAPAN)
なぜこのベスト盤が推奨なのかは
オンエアを聴いていただければ
わかる仕組みになっております!
http://www.office-augusta.com/
sukimaswitch/
information_sukima.html


TASK BAR blog staff | 23:51 | カテゴリー:TASK BAR
2007年07月12日
第064回/夏らしいこと。

  誰かが誰かに恋の告白をしているところに遭遇するということは長い人生の中でもそうそうあるもんじゃありません。ワタシは以前このコーナーで「今夜からつきあうことになったカップルの会話」というのに出っくわしたという遭遇譚を書いたことがある気がします。気のせいかもしれませんが。なにせ7年半も書いてるもので。「……でさあ、俺タチって、今夜からつきあっちゃう?」みたいな文言を男性がクチにした瞬間、飲んでしたドライ・マチーニを吹き出しそうになったものでございます。いずれにしても、そうそうあることじゃないことだけは間違いない。だから映画やテレビドラマや小説やマンガが面白いんだものね。

  がしかし。世の中にはいろんなヒトがいるのである。フィクションよりノンフィクションが面白いっていうこともあるのである。なにしろノンフィクションは天然です。これを我々の業界では「事実は小説より生成り」と呼んでいます。嘘です。

  先日、ワタシは終電近くの電車の中で凄いヒトを見た。男性。推定年齢20代中盤。ちょっと酔ってらっしゃる風情。服装はサラリーマン風ですがノーネクタイ&ノージャケット。クールビズか?

  車内はそこそこの混み具合。座席はほぼ埋まっていて立っている人がちらほら。某駅から乗車なさったその男性は、はじっこの吊革につかまってドアの方を向いてちょっとグラついたステップを踏みながら、やおら携帯電話で話し始めたのである。これがまた声がでかい。この時点で車内マナーとしてはレッドカードものではあります。ありますがですね、その会話の内容がね、言ってみれば「やめないで欲しい」と切に願うキラーコンテンツなのよ(笑)。

  いきなりね、口説いているのですよ、誰かを。電車の中でですよ、大声でですよ。

「ああ、勅使河原さん(仮名です)? オレオレオレ。そうそうそう。オレオレ」

(と、導入はオレオレ詐欺風。ちょっと雑談的な話題あって)

「でさあ、ねえねえ、彼氏いるんだよね? いないんだっけ? いないのかあああああ」

(あまりの嬉しさにドアにもたれかかる)

「いやもうさあ、オレはね、勅使河原さん(仮名です)なのよ」

(「なのよ」ってなんだ?)

「いやいやいや、もうね、勅使河原さん(仮名)しか見えてないんだ」

(うひゃあ!)

「だ・か・ら・勅使河原さん(仮名)しか、勅使河原さん(仮名)しか、見えてないんだあ」

(うひゃひゃ、繰り返したぞ)

「あ、いいの? いいの? いいの?」

(お? 交渉成立か?)

「いいんだああああ」

(車内に轟く歓喜の雄叫び)

「じゃあ、あれだよね、誕生日だよね?」

(どうやら勅使河原さんはもうすぐ誕生日なのである)

「よし! よし! もうさあ、夏らしいことしよう! 夏らしいこと!」

(きゃあきゃあ、夏らしいこと! なかなか言えないよ、このフレーズは!)

「(ちょっと小声で)夏らしいことをさあ……しよう!」

(ダメ押しかよ!)

  ね、「やめてほしくない」という意味がよくわかったでしょ。コレをですね、大声で話しているのですよ。なんとなく日本ももう終わりかもしれないという気にもなりましたが、楽しそうでいいねえ、とも思いました。でもさあ、だいたい口説かれている勅使河原さん(仮名)もね、相手が電車の中で大声で話しているということが電話越しでもわかるでしょうが。そこに引かないのかしらねえ。

  なお、くだんの大声口説き男さんのその後の行動ですが、勅使河原さんとの電話が終わったあたりで車内が空いてきたので着席。そこですかさず今の電話の内容を男友達に報告(それもどうかと思うが)。さらに誰かに電話(電話好きだね)。で、しばらくおとなしくなったなあ、と思っていたら、かなり空いてきた電車の中で「横になって寝て」ました。

  たぶん「勅使河原さんと夏らしいこと」をしている夢を見ていたのでありましょう。あはは。

TASK BAR blog staff | 21:24 | カテゴリー:TASK BAR
2007年07月05日
第063回/名前のない括弧。

  見出しはおもすろい。これを書いている7月5日、WEBで見かけた見出しの白眉は、

「“矢沢永吉”を逮捕 “つんく♂”の耳噛みちぎる」(産経新聞)

  ですね。見出しもびっくりですけど、記事の中身がまたクリビツでした。逮捕されたのは「人気ロック歌手、矢沢永吉さんの物まねで活躍中のタレント矢沢永作」さんだそうでありまして、飲み会の席で「つんく♂の物まねで知られるタレント、つんつくさんの右耳を噛み切った疑い」だそうです。うひょう。

  物まねタレントさんの飲み会も、いろいろ大変なのだ。

  編集執筆業界では、こういう時にカッコを使うのであります。「“矢沢永吉”」という風にカッコでくくることで、「のようなもの」というニュアンスを醸し出すわけですな。いわゆるひとつの、というような時も使います。そういう意味でカッコつけてる。逆に強調したい時にもカッコを使います。ちょっと定冠詞の「THE」に似た働きをカッコにもたせたり。そこでもカッコつけてる。静かな湖畔の森の陰から。それはカッコー。輪唱しますよ〜。

   IT化は、編集業にやさしく、そして厳しくなっております。やさしい側面としては、そのカッコもパソコンに「かっこ」と打ち込むだけで言葉としての「括弧」「各戸」「確固」のほかに「」や『』や【】も出る。どんどん出る。そいつぁ・みゅーじっく。違った。そいつは便利だ。

  そこでモンダイなのは、以前は普通に通じていた編集用語がちっとも通じなくなったということなのである。例えばですね「」←コレはカギ括弧。それぐらいはわかりますね。じゃあ、【】←コレの名前は?
  昔はね、ナマ原稿への赤入れ(やらなくなったなあ……)もゲラの校正も色校も手作業。手書きで指示を書いていたわけで、その仕上がり具合を画面でなんか確認できませんから、しっかりと統一した用語で記入しないといけない。曖昧にしとくと間違いの元。だったわけですよ。

  では、ここで渡辺祐のオールド・スクール編集者講座! 今日は「括弧にも名前がある」の巻〜。

  まず基礎編はコレ→「鉤(かぎ)括弧」。続いて『二重鉤括弧』。でもって(丸括弧)。この丸括弧は、別名・小括弧ですね。英語(?)でパーレン。うわ、自分で書いてて懐かしい。15年ぐらいクチに出してないね(笑)。

  小括弧があれば中も大もある。これが→{中括弧}。英語でブレイス。でもって[大括弧]です。おお、なんだか松本人志監督っぽい(笑)。別名・ブラケット。ついでにコレは→〈山括弧〉。

  さあ、調子が出てきたぞ。そのブラケットこと[大括弧]に似ているのがコレ→〔〕。カドがねちょっと曲がってるじゃないですか。これこそが〔亀甲括弧〕だ。亀甲ですよ、きっこう。調子が出てきやすい名称でしょ(笑)。

  そしてワタシが好きな括弧といえばコレ→【】。なんか辞書っぽくていいじゃないですか。しかもですね、この【】、なんと【太亀甲】という名前が! ふときっこう! あ、あと【黒亀甲】とも言うらしい。うひょう、黒くて太い亀甲!

  好きなわけなのである。ま、普通はそうは呼ばずに【隅付き括弧】とか【隅付きパーレン】とか言ってますけど。

  というわけで読点トム中黒クルーズと同じ誕生日の渡辺祐とみんしるさん丸括弧開く年齢不詳括弧閉じるでお届けする太亀甲括弧開くe-STATION GOLD括弧閉じるを読点今週もよろしくお願いいたします句点

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
070706s.jpgR&B界の美メロ・ソングライター、ソロ作品!
GORDON CHAMBERS
『LOVE STORIES』
(コロムビア)
アッシャー、ブランディ、ビヨンセ、タミアなどに
曲を提供してきた男、ゴードン・チェンバース。
ご本人の歌も大人っぽくていいんですよ、コレが。

TASK BAR blog staff | 23:52 | カテゴリー:TASK BAR
2007年07月03日
渡辺祐 生誕48周年!
7月3日は、祐さんの48回目のお誕生日でした〜☆

番組スタッフ スーさん(男性)手作りのバースデーケーキ!!でみんなでお祝いしました。

祐:「e-STATIONで手作りケーキなんてはじめてだよ!」(みんしるさんを見ながら)

みん:「わたくし、ケーキは焼かない主義なんですの(笑)」

TASK BAR blog staff | 19:22 | カテゴリー:


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