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2006年12月28日
第037回/鼻息大統領。
061228.jpg 個人ブログにもう掲載しちゃったけど、Podcast版TASKBARのリスナー向けサーヴィス写真です。ホントは「ましけ」って読むんですけどね。ワハハ本舗のスタッフがわざわざ買ってきてくれました(笑)。持つべきものは「いい仕事仲間」です、はい。
【渡辺祐秘密の小部屋】
http://d.hatena.ne.jp/
dothemonkey/
  JB逝く。しかも急死。その当日の思ひについては拙の個人ブログ「MAKE IT FUNKY!」にて記述済みであります。そちらをご参照願いたい。 【渡辺祐秘密の小部屋/MAKE IT FUNKY!】 http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/ http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/mobile

  なので、以下、ワタシが1999年11月に『SPARKLE』という今はなき女の子向けR&B(ファッション)誌に書いた「JBリスペクト原稿」です。本日(木曜日)はいろいろ時間くっちゃったこともあるのでコピペ再録。でもね、なかなかいい原稿ですよ(自画自賛)。ただし、長いよ。携帯読者の方、すいません!
*********************************
  ジェイムズ・ブラウン(以下JB)といば「鼻息」と「掛け声」である。なにしろ世界中のありとあらゆるダンス・フロアにてJBの鼻息と掛け声を聴かない夜はないんだから(たぶん)。だいたい人類の歴史を紐解いてもですよ、「ふん!」とか「はっ!」とか「へ!」とかいうだけの単なる鼻息をですよ、こんなに珍重されたヒトがいたでしょうか。筆者はDJでもカリスマ・プロデューサーでもないので定かではないが、レコーディングとかしてる時にね、「ここのブレイクで一発JB欲しくない?(語尾あがりぎみ)」とか言って、サンプラーにJBの鼻息だけ録ってスタジオの百万円ぐらいのスピーカーに「ふん!」とか言わせて「はーい、OKっす!」とか言ってるわけですよ。掛け声も「ゲロッパ!」とか「ヒッミッ!」とか「グッゴ!」とか「オッチミ!」とか、フツーじゃ意味わかんないんだから。どう考えても異常事態ですね、その現場。ついでに尋常じゃないという意味では、著作権というものが発明されたおかげで「世界で初めて鼻息で印税をもらった男」でもある。鼻息印税。

  私が初めてこの鼻息に接したのは、1970年代の初頭、深夜放送を聴いていた時のことである。恐らく糸居五郎さんの番組だったと思うが、当時ヒット中の「ホット・パンツ・パート1」か「アイ・ゴット・アンツ・イン・マイ・パンツ・パート1」か、なんかそういうのが流れてきたと思っていただきたい。それにしてもなんだろうね「私のパンツにアリがいます」。しかもありとあらゆる曲に「パート1」。どうかしてます。

  さて、この時。当時、中学生でキャロル・キングとかサイモンとガーファンクル(当時は「と」でした、「&」じゃなくて)とかを愛聴していた私には、今ひとつJBの凄さがピンと来なかったのである。ラジオで聴く限り、どこがAメロなんだかサビなんだかもわかんないし、歌詞っつっても「ふんご!」とか「ひえい!」とかにしか聴こえないし、たまにレコード屋さんでジャケット見ても凄い顔のオッサンだし、当時中学生で井上陽水とかサディスティック・ミカ・バンドとかを聴いていた中学生(好きなアイドルは相本久美子)の理解なんか遙かに超越した鼻息だったのである。

  そんな私が、鼻息の凄さに開眼したのは、70年代も中盤のこと。神奈川在住のメリットを生かして近所の米軍キャンプ周辺のディスコ(といってもだいたいは木造家屋)に出入りするようになってからである。特に大和市の「シルバースワン」という木造家屋ディスコで、JB がかかった瞬間、それまでなんかお気楽にもぞもぞ踊っていた一人のネイヴィーのお兄さん(もちろん黒人)が、いきなり猛烈なステップ(ファンキー・ブロードウェイっぽいカンジね)でぐいぐい踊りだした時は凄かった。

「(うひょおおおおおおおおおお)」

  と、当時、高校生だった私は、手にしたジンライム(それしか知らない)をこぼさないように、心の中で叫んだものである。その現場の空気ときたら、まさに、こう、感動が腰にくる、そんな感じ。

  こうして、ウイスコンシンとかノースキャロライナとか、いまだにどの辺なのかわかんないような州の出身の兵隊のお兄さんたちに「おまえは日本人の女の子をナンパしに来たのか? おい、そこのメガネ!」とか言われていじめられながらも、現場でJBの音楽としての凄さを体験した当時の私(好きな番組は「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」)に、次なる過酷な試練が待ち受けていた。

  80年代に入った頃、ソウル系飲み屋さんに置かれたモニターで動くJBを見てしまったのである。いや、もちろんそれまでにも映像は見たことはあったのだが、なにしろすでにあのダサダサのディスコ・ブームが到来していて、TVでも「ソウル・トレイン」終わっちゃってたし、今ひとつJBのライヴというのがどういうステージなのか記憶が曖昧になっていた。

  そこにですよ、歌いながら感極まってひざまづくJB、肩にかかる日常の使用にはまったく向いていないガウン、帰りそうになって、いやまだ歌うんだオレは、ガウンを脱ぎ捨ててマイクをつかむJB、おお、これぞハーデスト・ワーキングマン・イン・ショウビジネス!というですね(説明が長い)、あの有名なケープショウの映像を見たわけである。

  笑った。大笑いしました。そして、その店で私は新たな人生の課題を与えられたのである。

「私たちは、JBを見て笑ってもいいのか?」

  あんなに一生懸命なパフォーマンスにですよ、ゲラゲラ笑ってるんですから。それは失礼なことじゃないのか。でも笑っちゃうだろ、どう考えても。ああ、JBよ、どうしてこうも私を悩ませる。

  後年、オトナになった私は念願のハーレムはアポロシアターにおもむき、アマチュア・ナイトのステージでデカいアフロ・リーゼントのヅラをつけてJBのモノマネをする出演者に会場中が大笑いする様子を目撃することになる。もう、隣の席で爆笑してる黒人のお姉ちゃんにヒザをバシバシ叩かれちゃって「ほら、アンタ、見てる〜」とか言われる始末。なーんだ、NYの黒人も笑ってたんですね、とひと安心。それ以降は武道館であろうが代々木体育館であろうが、私はステージ上のJB本人に気づかれないのをいいことに、ずっと大笑い。こうなると白人のチアガールやバレリーナみたいなヒトを舞台に登場させる、あの臭い演出にも「ダサいなぁ」とか思いません。思っても口に出しません。楽しいったりゃありゃしないわけだから。

  かくして、ビデオという文明のおかげで60年代の映像も入手した今、私は40年の歳月を費やしてJBの凄さを骨の髄まで味あわせていただけるという、極上の20世紀を体験中なのである。

  常にふんばり気味にヒザを曲げてリズムを刻み続ける腰の入ったガニ股スタイル、大事な場面になると必ず後ろに倒れちゃうシャウトのポーズ、鼻息と掛け声、すり足とマイク倒し、JBの一挙手一投足がなにかの合図になってやしないかと不安そうなメンバーの目線……。今見ても凄いんだから60年代にどんだけ独特だったことやら。ヒップホップのバックトラックに使われる鼻息と掛け声は、そんな「存在感の全部」をリスペクトするココロ、なんですね、きっと。(1999年11月)

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
061228_00.jpg 渚ようこ×半田健人
CD「かっこいいブーガルー」
(TAKUMI NOTE/テイチク)
今日はゲストに半田健人さん登場!
言わずと知れたCKBの名曲をデュエット・カヴァー!
公式サイト
061228_01.jpg DVD『ジェームス・ブラウン ライヴ・イン・ベルリン』
(ユニバーサル)
JBはやっぱライヴ!1988年の映像、出汁濃厚!
「リヴィニナメリカ」で一線に戻った感バリバリの時ですぜ。腹は出てるけど、足さばきもバンドの仕切りも気合いも健在。名刺を!パーカーもいます!
061228_02.jpg DVD『THE HISTORY OF ROCK'N'ROLL DISC2』
(ワーナーホームビデオ)
シリーズもののバラ売りDVD(このDISC2がソウル編)。
60年代のすり足上等なすげえJBが見られます。他にも貴重なソウル・アーティストの映像&インタビュー満載。
061228_03.jpgDVD『IT'S BLACK ENTERTAINMENT』
(ナウオンメディア)
以前にも紹介しましたソウル史DVD。ソウルファン必携ものです。JBももちろん登場!

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TASK BAR blog staff | 21:36 | カテゴリー:TASK BAR
2006年12月21日
第036回/ろくぱあ。
061222.jpg 渡辺祐2006年思い出写真!これは「ワハハ本舗のパンフレット撮影現場を仕切るワタシ2006」です。ハコウマ上にいるカメラマンは三浦憲治巨匠。たまにこういう姿も見せておかないと編集の仕事もしてるっていうことを信じてもらえんからなあ(笑)。(Photo by 永田章浩)
【渡辺祐秘密の小部屋】
http://d.hatena.ne.jp/
dothemonkey/
  クリスマスなんて大嫌いさあ〜。混んでるねえ、街。弊事務所がある渋谷〜原宿界隈も昼間から人がいっぱい。カップルもいっぱい。基本的には学生さんですな。なんつうの、プレゼントでも買おうっての。ああ買うがいいさ。買いやがれ。買ってしまえ!

  自分で書いてても何に腹を立てているのかちっともわかりません(笑)。いずれにしても街はもうクリスマス。それが終わればお正月。今年はワタシとみんしるさんは29日がe-STATION GOLDで、元日がNEW YEAR SPECIAL、また5日にe-STATION GOLDでしょ。働くなあ、我ながら。常にお正月に働いてらっしゃるマスコミ報道関係、音楽関係、そして電鉄関係といった皆さまのお気持ちがわかるような気がいたします。頑張りましょう、お互いに。ま、ワタシは頑張っても「いつも通り」にしかならないとは思いますが(苦笑)。

  しっかし、ビックリした。今日、渋谷TOWERにてDVDを物色しておったのですがね、映画の安いのがいっぱいあるね、いま。『ユージュアル・サスペクツ』もメル・ブルックス版『プロデューサーズ』も1,500円じゃん。でもね、1,500円じゃ驚きませんよ、もう。TOWERさんがDVDセールやってたこともあって、今日ワタシがチェックしただけでも、アル・パチーノ『狼たちの午後』、アントニオーニ『欲望』、ラス・メイヤー『ワイルド・パーティー』、メル・ブルックスものいろいろ(『ヤングフランケンシュタイン』『逆転人生』など)、以上全部980円でした!きゅっぱあ。

  さらにですよ、メル・ブルックス『ブレージング・サドル』なんか680円ですよ!ろっぴゃくはちじゅうえん。ろくぱあ。ワーナー・ホーム・ビデオさんの「スーパー・ハリウッド・プライス」ってやつです。買うしかないでしょ。探したらVTRで持ってるかもしれないけど(笑)。っていうか、キミ、どんだけメル・ブルックス好きやねん。アン・バンクロフトか!←タカアンドトシ調。意味わかんないだろうなあ……。

  その激安にウハウハする一方でね、市川雷蔵の『陸軍中野学校』のDVD BOXも買っちゃった。『ブレージング・サドル』を30枚ぐらい買える値段です。『ブレージング・サドル』を30枚買うってことは生涯ないけれども、ですね。でもねえ、欲しかったんですよ、市川雷蔵がスパイに扮するこのシリーズ。クールでいいんですよ、たしか。その昔、レーザーディスクで買おうかと思ったことがあったような気がする。その時はもっと高かったかもなあ。レーザーディスク、いっぱいあるんだけど見てないなあ(笑)。

  DVDもそうならないことを祈る。

  そうだ、映画といえばオススメ作を。まずはみんしる姐がオンネアとblog「みんシネマラウンジ」で紹介済みの仏映画(ホトケ映画じゃないよ)『あるいは裏切りという名の犬』。以下、渡辺の個人blogから文章をセルフ引用。
「以前からゼッタイにこれはオレ向きだと睨んでいたわけですが、思いっきり ジャストミート ! 生涯の10本ぐらいにゃ入る勢いです。舞台はパリの警察。主人公であるふたりの刑事を始め、正義と悪徳と買収と裏切りと欲と矜持と堕落と傷心と孤独とを煮詰めたような男たちの物語。クライム・ムーヴィーとして、きちっと「事件」の本筋を追いながらも、クールかつ反吐が出るほど人間臭いドラマ運び、ひとことの台詞で人間関係をわからせる脚本、そして闇と影で構成された緊張感のある映像、ラストのオチの持って行き方……いやあ、どこをとっても渋かった。真っ昼間のシーンでもね、陽が当たっていてもね、イメージは暗いんですよ。シブすぎ。すでに ロバート・デニーロ がリメイク 権を獲得、 デニーロ &ジョージ・クルーニー で撮り直すってのもわかるなあ。早くそっちも観たいですが、まずは ダニエル・オートゥイユ とジェラール・ドパルデュー のフランス 男優激シブ演技をご堪能ください。(中略)性根が暗い人間として、こういうのに出逢うと、孤独が増してきて、とってもいい具合にしんどい(笑)」

  とまあ、根暗カミングアウトしてますが、なんたってこの映画、笑うところがないんですから。暗いですよ、そりゃ。お客さんが笑うところじゃなくてね、映画の中に「笑顔」がないんですよ。うひょう、渋い。しかも、この『あるいは裏切りという名の犬』って完全に邦題なのね。原題は警察の住所です。コレつけた人は、そうとうわかってらっしゃるとみた。座布団やっとくれ。

  続きまして、ビヨンセ主演、ジェイミー・フォックスもエディ・マーフィーもいる、R&B映画『DREAMGIRLS』。いよいよ2007年公開でマスコミ試写が始まってます。ダイアナ・ロスがモデルと言われるガールズ・グループを描いたミュージカルの映画化ね。見たいよ〜ん……って試写にまだ行けてないんですがオススメです(笑)。試写に行けていないかわりにサントラCDは買ってみました。やっぱりサントラなんで、どんなシーンで歌われているのかわからないとピンとこない曲もあるんですが、それでも楽しい。ワタシはマニアなので曲数が多い「DELUXE EDITION」(2枚組)の方を購入してみました。オンエアで一曲かけまする。

  やっぱり映画っていいもんですねえ。あ、それで思い出した! 淀川長治さんの映画解説シーンを50本分集めたDVD『日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説』ってのも出てますね。映画の前後の、あの名調子がたっぷり入ってます。もちろん映画本編は入ってません。でも、これ欲しい。で、自分でDVDみる前と後にプラスして見るってのどうですかね? そいつはいいぞ。

  それでは、みなさん、サヨナラサヨナラサヨナラ。青島幸男さんも岸田今日子さんも。

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
061222_s.jpg 映画サントラが先行リリース!
『DREAMGIRLS』
(ソニーミュージックエンタテインメント)
ダイアナ・ロス風になったビヨンセも美しい。
写真見ているだけで幸せ(笑)。



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TASK BAR blog staff | 18:03 | カテゴリー:TASK BAR
2006年12月14日
第035回/お茶になります。
061215.jpg 今週は鶏料理の人気投票やってますが、これが「ケンタッキー・フライド・チキンでバイトしている頃のワタシ」です。若い! しかもヒゲがねえ!
【渡辺祐秘密の小部屋】
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  スネオヘアーさんのね、シングル「やさしいうた」に続いて来年2月にリリースになるアルバム『スカート』のサンプルが届いたもんで、いま聴いてるんですけど、やっぱり「スプリット」は刺さる曲だな。歌詞に曰く「いったいいつまで同じ言葉を抱えこんでんだ」。また叱られた。ホントですよねえ、ダメねえ、ボク(深く反省)。

  で、言葉の話でなんですけど。先日、タクシーに乗った時のことである。恵比寿と渋谷の間の明治通りから原宿までお願いしたわけですよ。ラフォーレの前あたりまで。たまたま運転手さんは女性。女性の運転手さんって、受け答えがなんかちゃんとしていていいですな。「はい、かしこまりました」なんて言われちゃったりして、こっちも「よろしくお願いします」なんて言っちゃったりして。

  そこまでは良かったのである。その後にですね、運転手さんがこうおっしゃったのです。「お客様?」「はい?」「道順のご指定はございますでしょうか?」「はあ?」「お客様のご指定の道順があればですね……」「 いや、道順って……この道まっすぐ行くだけじゃないですか!?」「かしこまりました!」「かしこまったの!?」……ってさあ(笑)、どう考えても明治通りで乗って明治通りで降りるんだからさ、まっつぐでいいじゃんか! 混んでれば別だけどね、空いてたし。

  思うに「道順のご指定はございますでしょうか?」と聞くように、というマニュアルのようなものがあると睨んだね、オレ様は。この女の人(たぶん新人さん)はマジメなので、状況を鑑みずに、そのまんま聞いているのに違いないのである。

  先日、某和食レストランでのことである。食事中は焼酎などを飲んでおったんですが、お食事終了で温かいお茶をもらったと思っていただきたい。店員さん(男性)がですね、お茶を運んでくるじゃないですか。で、ひとりひとりの前に置いていくじゃないですか。その時にさ、こうおっしゃったのであります。「失礼します、こちらがお茶になります」……いや、そりゃわかってるって(笑)。今まさに、オイラの面前を通過してテーブルに置かれた、その湯呑みなるものに入った熱い液体がだね、それが「お茶である」ってことぐらい認識できるっての! そもそもこの「ナントカになります」っていうサーヴの仕方もあんまり好きじゃないんだけど、それはもう百歩譲って諦めたとしてもだね、「こちらがお茶になります」はどうなんだよ(笑)。どうせだったら「こちらは今は水ですがワタシが手をかざすとお茶になります」といったお楽しみ会的なことにしてもらえないものであろうか。ないしは「さあ、ワタシが今からここに置くのはお茶でしょうか?」といった頓知クイズになってるのもちょっと好き(ここに絵文字でハート)。

  これまたマニャアルがあるのでありましょう。うわ、ちょっと興奮して原稿叩いてたら「マニャアル」になっちゃったじゃないか。いずれにしても運転手さんも店員さんも状況判断を停止した結果、「その言葉を発する意味」がどこかに消し飛んじゃっている気がする。人間のロボ化であります。そういう意味で「いったいいつまで同じ言葉を抱えこんでんだ」とも言える。

  いやこれは決して非難しているだけじゃないんですよ。マニュアルというのは誰かに与えられるだけではなくて、自分で作っちゃったりしてますから気をつけないといけません、ワタシも含め。特に最近、「業界用語を一般の場面で使う時」っていうのが危ないぞ。洒落で使うってのはまあよくワタシもやっちゃってますが、例えば、アーティストがマスコミに出ることを「露出する」って業界で言いますけど、それを一般の人が読むような雑誌の見出しとかに使うのはちょっとどうかって思うじゃないですか。「スネオヘアーがマスコミをジャック!」ぐらいに書けばいいところを「スネオヘアーがシングルの販促活動でマスコミに大量露出!」みたいな(笑)。ま、品がないって意味です。生臭くて夢がない。何かのお知らせをすることをラジオのスタッフは「告知を入れる」って言いますけど、それをオンエアでナヴィが「ここで告知があります」って言っちゃダメだと思うんですよ。「それではここで営業部の渡辺さんから要請があったスポンサー対策の告知です」とか(笑)。あはは、それじゃリスナーの皆さんもげんなりだって。自然に「お知らせがあります」って言った方が品がいいわけで。

  でも、そういう「普段使ってる言葉」って「使わない方が適切」な場面でも出ちゃうんだよねえ。「取材を何本もこなす」なんていうのもある。「こなしている」かどうかはあくまでアーティスト側の企業秘密だろ(笑)。本音で語る、といったことではなくてですね、「こっち側」で使っている言葉を、状況や意味をぶっ飛ばして「向こう側」に垂れ流しちゃあきまへん。マニュアル頼みの紋切り型もあきまへん。いろんな面でロボ化に注意。言葉には「発する意味」があるんだよなあ。自省しながら筆を置く。ちんげ。←マジメなことを書いたのでバランスを取ってみました。アタマおかしいですよ(笑)。


今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件

 今週もお休みしま〜す!




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TASK BAR blog staff | 18:04 | カテゴリー:TASK BAR
2006年12月07日
第034回/恋は言ってみりゃボディー・ブロー
061208.jpg 深い意味はないんですけどね、J-WAVE「TOMM
OROW」でおなじみスネオヘアーのニュウ・シングル「やさしいうた」(1月発売)のPVのために「二十歳のころ」の写真を探していたら、こんなん出てきました。82年当時の宝島編集部です。右下の電話に注目だ! 【渡辺祐秘密の小部屋】
  えーっと、忙しい、ような気がする、師走、12月、ヨロコビとカナシミが交錯するバタバタ月間、年末進行出発進行、ぽっぽ〜(SOUL TRAIN)。ま、こんな調子ですから、忙しい気がしてるだけかな、オレ。でも年末に来て世間の話題も何かと喧しい。石原真理子さんっ! 先週のニュースはにわかに「井川ブーム」が起きておりましたが、今週はにわかに「石原ブーム」。真理子&都知事。同じ苗字の人がニュースで重なる。これもまたなにかの因縁ってもんでありましょうやなかりましょうや。へいっ、いらっしゃい!←それは庄やの店員さんだね。SHOW-YAって活動再開したんだっけ? とまあ、何も考えずに書き出してみましたが、結局南極放送局からご挨拶、とどのつまり駄洒落文にしか行き着かない、この中身のNASAはなんだろう。←それは宇宙開発。オレってなんにも言ってねえ。ちなみに昨晩は「クルマのタイヤが全部パンクする夢」を見ました。うーん、なんだろうね、この中身の無さと笑える悪夢は。忙しいのか、やっぱ。やっぱと言えば「YAPPA JB」はバブルガム・ブラザーズの曲だった。「WON'T BE LONG」カヴァー・ヒットおめでとう。コ〜ンちゃんもトムさんもカラダ気をつけてね。オレももうおっさんになりました。おっさんなのにDJ引き受けちゃったんだよなあ。しかもオンエア終わりで。今夜ですよ。金曜7時@ヴェルファーレ。J-WAVEナイトっつうの? トップバッターっていうより前座です。前座さん。自分のDJが終わったら座布団ならぬターンテーブルのスリップマットをひっくり返して、後からDJ高座にあがる二つ目と真打ちの諸先輩にお茶を出しま〜す。でも実際にはオレが最年長じゃん、J-WAVEナヴィゲーターズDJ。うえーん。ああ、それにしてもホントにDJやるのかあ。お腹がいたくなってきた。まあでもトップなんてお客さんいないよね、いやっほう(笑)。いかん。準備しなきゃ。選曲しようかな。基本はダンクラね。フィリーです。フィラデルフィア大好き。でもってちょっと味付けにクリスマス・ソングかしら。CDラックの上に置いてあるバッグにぎっちり入ってるクリスマス・アルバム引っぱりだーすべいだー。うにゃあ、いっぱいある。あ、岡村靖幸(笑)。コレかけよう(秘密)。どこがフィリーなんだよ! どっちかと言えば六本木? 六本木で会おうよ。カルアミルクで。今ね、この原稿を書いているのは実は木曜の朝なんですよ。しかもそうとう早い。まだ8時過ぎだよ。朝っぱらから岡村靖幸を聴く47歳。どこで道を間違えたんだ、オレ。ひとつ曲がり角ひとつ間違えて迷い道くねくね。たどりついたらいつも雨降り。こんなワタシに誰がした。煙草ふかして口笛吹いてあてもない夜のさすらいに人は見返るわが身は細る街の灯影の侘びしさよこんな女に誰がした。←二番が好き。我が身が細る、で思い出しましたが、最近ちょっと痩せたんですよ。そしたらさあ、先日パーティーでお会いした辛酸なめ子さんにね、「思ったよりデブでもハゲでもない!」って叱られました(笑)。嬉し悲しい中年稼業。なんつってさ、うすぼんやり選曲してたらいつの間にかオザケン聴いてましたよ、今。ドアをノックするのは誰だ? オレだといいなあ。ドアをノックノック。ノック・オン・ウッド。エディ・フロイド。いや、ノックといえば横山? あ、また知事の話か? キリがないんじゃないのこの原稿。読まされてるリスナー大迷惑。というか、ここまで読んでないね、途中でやめてるよねフツー。だよね〜。じゃこの辺にすんごい秘密とか暴露しとこうかしら(笑)。うそうそ。石原真理子さんっ! そういえばオザケンの「愛し愛されて生きるのさ」に「ふぞろいな心はまだいまでも僕らをやるせなく悩ませるのさ」って詩があったな。いとしのエリーなんて聴いてた。愛し愛されて生きるのさ……。石原真理子さんっ! さあて、我がデスクのCDプレイヤーにかかってるオザケンのアルバム『LIFE』も終わろうとしておりますし、この辺で失礼させていただきます。おやすみなさい、仔猫ちゃん!←寝るのかよ! 以上改行なし!


今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件

 今週はお休みしま〜す!




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TASK BAR blog staff | 23:42 | カテゴリー:TASK BAR
2006年12月01日
第033回/千億万円。
061201.jpg コレがオンエアいたします、ブーツィ・コリンズさんのファンクなクリスマス・アルバムなり。『灼熱のファンクリスマス」って邦題はP-VINEならではですなあ(笑)。
【渡辺祐秘密の小部屋】
http://d.hatena.ne.jp/
dothemonkey/
  井川の話ですよ、井川。ハルカの方じゃなくてケイの方。お、どっちも女子っぽい。そしてどっちも今週の話題でありますね。井川さんの大当たりウィーク! 結婚でヤンキースで縦縞でパイオニアです!

  その慶ちゃんの方の井川選手のポストイット、じゃない、ポスティングの入札額、30億円でしたねえ。参拾億圓。阪神さん、これだけあれば電車買っちゃうよ(笑)。まあ松坂投手の半額って考えると差がついたもんですが、それにしたって巨額だ。見たこともない巨万の富だ。億万長者だ。いやっほお。とまあ他人事ながら喜んでみたついでに数字で書いてみたのである。3,000,000,000。うわ、なんじゃこりゃ。まるで初回に3点取ったのに10階まで延長戦、みたいですなあ。あ、このネタ、週刊朝日の山藤さんのブラックアングルとかぶってますけど、パクリじゃないですよ、偶然偶然。同時多発ネタ。

  この3,000,000,000円なんですけどね、どうやって払われるんですかね? まさかキャッシュじゃないべ。ということはアレか、やっぱり振り込みか。ATMからは無理だろうなあ。しかもさあ、振り込み手数料がいくらになるのかしら。うわ、気が遠くなってきた(笑)。だいたい普通預金なのか、振込先は!

  ここまで妄想しておってですね、ワタシ、ふと思ったのですよ。あのワタシたちが普段使っておるフツー預金の通帳はですね、いったいいくらまで記帳できるのでありましょうや。いくら富裕層の多いJ-WAVEリスナーの皆さんとはいえですよ、そうだなあ、入れて1千万の桁まででしょう。入れたとしても。もし、入れたとしてもですよ。万が一、入れたとしてもさあ!

  すみません、格差社会に対する不満が噴出してしまいました。さっそくワタシは調べました。というか単純に通帳のコピーをとって切り貼りしてみました。さすががーさす編集業で四半世紀。その昔、版下貼ってた頃に取った篠塚。いや衣笠。違う、キネヅカ。漢字では杵柄。活版清刷や写植や電算写植を貼ってた腕を見せるぜ、おーいえー。なにせ校了時入稿で時間がなくて「行間」を切り貼りで詰めたこともあるんだぜ!あ、ここは同業40代の方だけ「バカだなあ」って笑ってください。行間手詰め!

  しかして、手動調査の結果、不肖ワタクシ所有の通帳では、12桁まで入ることが判明。12桁って何万円だ? えっと……いちじゅうひゃくせんまんじゅうまんひゃくまん……ひゃくおくせんおく。千億円!ということはですね、999,999,999,999円まで記帳できるってことか。あと1円で一兆円!惜しい!

  惜しいとかそういうことじゃありません。いったい銀行の人は何事を想定してこの印字スペースを決めたのでしょうか。普通預金に1千億円以上のマニーが入ったという実績はあるんでしょうか。夕張市の年間予算が120億円ぐらい(借金が700億円ぐらい)だそうです。通帳に全額入れてもまだフタ桁も余ってます。どこのどなたが、どこぞのどんな御大名様が普通預金の通帳に「千億円入れてる」んですか。誰か教えてくださいまし!

  ま、結果的にはヤンキースからの30億円は、軽く印字できることが判明いたしました。めでたしめでたし。

今週の渡辺(RADIO LOVERS)推奨物件
061201_s.jpg モノマネしたくてしょうがない!オレと学年一緒!
清水ミチコ『リップサービス』
(Sony Music Direct/発売中)
モノマネしまくり、歌いまくりの新作登場。
くだらなくてアタマが下がります(笑)。
有名アーティストの勝手な新曲が面白い!
http://4325.net/



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TASK BAR blog staff | 13:13 | カテゴリー:TASK BAR


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