2022年05月05日

C-130 Hercules

ウクライナへ向けた物資輸送、インドに着陸を断られ、物資の国際倉庫がある中東UAEまで直行せざるを得なくなりそうです
そうなると航続距離の短いC130輸送機に代わり、航続距離の長いC2輸送機の出番です。荷物を搭載したうえで10000kmを軽く上回る航続距離を誇る上に、貨客を交えた積載能力も充分です。

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空自卓上カレンダー、5月はC130輸送機、プロペラ機の傑作とも呼ばれる現役輸送機です。
ウクライナ行きは適いませんでしたが、トンガの噴火に際しては、不整地でも着陸可能な万能性を発揮しました。
原型のC130が初飛行したのはなんと昭和20年代末、ジェット旅客機第1世代の707やDC-8の就航よりも早く就航していたのだから、その活躍期間の長さには驚かされます。映画にも大道具として度々登場しますが、トム・クルーズがミッションインポッシブルでしがみついていたプロペラ輸送機はエアバスの最新型です。

4発のターボプロップを持つ高翼式の主翼は離着陸速度も遅いので短距離での発着が可能。不整地でも降ろせるフレキシビリティの高さは軍用にピッタリ。

件のウクライナ、マウリポリでは製鉄所に避難している市民の安全が懸念されています。プーチンの攻撃停止のセリフも信用できるものかどうか、疑わしいのはこれまでと変わりません。
戦闘行動も既に70日以上、噂された対ドイツ戦勝記念の日までの終戦は絶望的なようです・・・・・

| 19:05 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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