2022年04月26日

twitterは誰のもの

twitter株購入をめぐるすったもんだの末にイーロン・マスク氏が100%買収を決めた様です。
株価釣り上げ目的ではなくかな未公開株化していくつかの機能に改変を加える意向です。

いくつかのプランで最も顕著なものが編集機能の追加。一旦アップされたツイートは削除するか新たなコメントをアップする以外に手立てがありません。これにFacebookやインスタグラム同様書き直しの編集機能を加えようというもの。

これまでのマスク氏の発言やその波及効果を見てもtwitterが有用なプラットフォームとか認識していることは確か。マスク氏がどのようなモデルチェンジに着手するかが見ものです。巨大プラットフォームは一つ間違えれば犯罪取引に悪用されたり他人の人権を損なう凶器にも成りうる、公器に近い存在です。
違法な取引を疑わせる発言や名誉を傷つける誹謗中傷、権力の座にあるものが意図して偽りの情報を発信するフェイクニュースの類には一定の制限が加えられることは周知の通り、では問題がある発言をどのように判別し、どのレベルで制限するのか?これは経営権を委ねられたものに課せられる大きな責任でもあるのです。

株主や経営陣が複数の人間により構成されていれば、合議制や一定の了解のもとに、ある程度の常識が期待できるのかもしれません。しかし、一個人やそれに近い形態の経営陣が実権を握るとなると、時としてプーチンのような暴走を止められなく恐れも生じる可能性が出てきます。
こうした懸念に対してマスク志賀どんな対策をとってゆくのか?これからのTwitterの変化に注目してみたいと思います。

| 13:18 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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