2022年01月13日

新しいNOAHは元・ボンドカー?

結構久しぶりに登場したライトエース・ノア/BOXYの新型
注目を集めそうな新装備はスマートフォンで操縦できる車庫入れ機能。画面を指先でクルクルすると自分で車が動き出し・・・・

あれ?このシーン、見覚えがある!!
まだジェームスボンドをピアース・ブロスナンが演じていたころ、ボンドカーは4ドアセダンの750iLでした。健在だったころのQがニンテンドーDsみたいな液晶画面をクルクルすると,BMWが動き出し・・・・・・
まるであのシーンをそのまま再現した感じ!きっとTOMORROW NEVER DIESの動画がトレンド入りしてくることでしょう。
DSC01911.jpg
(写真は旧型、こっちが、より上品です)
そんなトヨタの2021年世界販売がVWを抜いて世界一になるんだとか.VWグループといえばポルシェもアウディも、シュコダもセアトも含めた一大グループ。トヨタはダイハツを傘下に収めているとはいえ5ナンバー以上はほぼ自前の構成なので、いかに生産量が多いかを物語る数字です。
半導体不足に泣きながらも1000万台以上生産出来るのですから、危機管理能力もさすがというほかありません。

国内市場ではヤリスが1位に返り咲き、ホンダのN-BOXを抜いて堂々のナンバー1ですが、同3位につけているのが意外やミニワゴンのトール/ルーミーの双子車。これだけでもラクに毎月1万台以上売り上げているのですからアルトもカローラも真っ青です。
そもそも、このワゴンの基本は軽ワゴンのダイハツ・タント。幅が広いことを除けばホイールベースは同一。基本設計も多くを共有できる強みがあります。つまり、メーカー側は軽と変わらぬ製造コストで売れセンをモノにしてるということ。しかもこれをトヨタ販売網に乗せて全国展開するのですかライバルメーカーはたまりません。そう、直接のライバルはスズキのソリオ以外にないのです。(スバルのジャスティはOEM供給)
圧倒的な室内行の高さはタント譲り、メーター回りも乗用車には望めない広々館があり、これだけ見ても買って良かった感で満たされそうです。残念ながら立体駐車場ユーザーには無縁な車種ですが、これ一台あればキャンプも車中泊も楽しいこと請け合い!

望むらくは、こちらにもクルクルしただけで車庫入れしてくれる機能が欲しいところですが・・・・
さてヤリスもNーBOXもルーミーも不思議な事にクルマの基本骨格を決めるホイールベースの寸法はほぼ2500ミリと同一。この辺りが日本国民に一番受け入れられているクルマのサイズ、という事になるでしょうか?

| 07:54 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


2022年 1月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

バックナンバー

カテゴリー