2022年01月20日

confidencemanjp 英雄編

毎回この作品の脚本の巧みさには圧倒されずにいられません。
ゴージャスなロケーションも魅力の一つ、今回は大半がマルタ島の設定です。

いつもの3人が各々を敵に回した1週間の腕比べ。マスカレード・ホテルのタイトな制服も魅力だった長澤まさみ演じるダー子の変装は制服フェチのおサカナに合わせてキリッとした外交官風?と言うか愛と青春の日々みたいなイメージ?さらにはナースの衣装も準備するとか...?

頻繁にプレイバックされるシーンの種明かしの連続に、またやられたか?の連続でタイムリミットの1週間を行ったり来たり。自宅でDVD鑑賞ならずとも肝心なところを見直す親切さ。撮影隊も仕事が楽になります。

こんな難しい時期にマルタ島に渡って撮影を続けるのはさぞ苦労が多かったことでしょう。マルタを走る車両は日本のアクア、プリウスにノートにフーガやエルグランド、欧州車はプジョー206とVWバナゴンだけで、一箇所だけ日本の車検証の裏側が映っていたのはご愛嬌。地中海を和歌山の遊覧船が走ることも滅多にないでしょう。いや国内ロケと思わせるフェイクだったのか?

Dscf5006最後の最後でふとダー子の口から本音が漏れた様な気がしたのは、やっぱりカモフラージュだったのか?結局はこのフレーズを引き出す為の長い前置きだったのかもしれません。何て秀逸な脚本なんだ!

お馴染みの広末涼子、江口洋介、石黒修らレギュラーメンバーに加え松重豊、山田孝之も顔を見せる豪華キャスト。
で最後に笑うのは...

...結局観客だと言う事は100も承知で観に行くわけですが!

| 02:23 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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