2021年11月05日

交通の未来

ナビ画面の右上にある車内カメラの画像で運転手の姿勢や視線の動きなどをモニターし体調不良や居眠りの予兆を検知して、警告音を出すなど機能を搭載した「マツダ・コ・パイロット(英語で副操縦士)」を2025年以降に発売するとマツダが発表しました。
意識を失うなど運転できなくなった場合、クラクションや方向指示器で周囲に異常を知らせながら、自動運転で車線を変更し、路肩などに移動して緊急通報するシステムです。
6月にはすでに、運転できない状態になった際に自動で路肩へ移動したり、同じ車線上で停止したりして緊急通報する車を22年に発売すると発表していたので、今回のものはアップグレード版。
自動運転もこうした形でのフェイルセイフやバックアップ機能がこれからも注目を集めるだけでなく必須の装備となっていくことでしょう。
そんなニュースの一方で、ちょっと心配な未来も・・・・・

高齢ドライバーによる事故が相次いでいることを受けて、過去3年間に信号無視などの違反歴がある75歳以上のドライバーが、免許を更新をする際に技能検査が義務づけられる制度が、来年5月にスタートする見通しになりました。
そう、72歳を過ぎてから75歳までの間には超安全運転を心掛け、順法精神で運転を続けないと、また試験の悪夢にうなされることになる??
自動運転がルールを守ってくれる限りは違反を犯すリスクも減ってはいくように思えますが、そうなるとスピード違反の件数自体も激減するのか?交差点での一時停止違反を撮られるケースは逆に急増するのか?信号機の矢印信号がやたら増えたりとか?
ドライビングスタイルの変化は、某省の取り締まり環境にも少なからず影響を与えるのではないでしょうか?
72歳を迎えるころには燃料の調達ばかりでなく、安全運転にもより一層気を配らなきゃならない、緊張感たっぷりの未来になっているのかも・・・・・・

| 14:43 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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