2021年11月04日

優勝なんか目指さない!ビッグボスと呼んでくれ

1999年のある日のこと、ジャイアンツ戦に阪神のバッターとして打席に立った新庄選手。延長12回裏、相手ピッチャーは敬遠の構え、0-1ボールからの2球目、外角に大きく外れたボール球を一歩ベースに踏み込んでバットに当ててサヨナラヒットにしてしまう!そんな新庄の秘策が今でも忘れられません。

このところ5位が定位置だった日本ハムの新監督に新庄剛志(元・日ハム選手)が就任し、記者会見が行われ・・・・
仕事中のデスクで見守ったその生中継は久々に新庄節の炸裂する爆笑会見でした。ド派手なスーツにサングラスは期待通りのいでたち!

1秒でオファーの受諾を決めた話、去年来トライアウトのあとは、一年間を二軍選手の観察などに費やしていた話も披露し、コロナという時代で球場に足を運べなかったのでちょっと暗かった日本のプロ野球の印象を覆し、自分が還って来たからには球場を満員にします。と豪語
「優勝なんて一切目指しません。高い目標を持ちすぎると、選手はうまくいかないと僕は思っている。」「全員がドラフト会議でかかった選手だと思っている。レギュラーは1人も決まっていない。」と早くも采配についての持論を披露
「監督って呼ばないでほしい。『ビッグボス』でお願いします。『ビッグボス』が好きなんです。バリ島でそう呼ばれてたんで。僕の人生ってそんなもの。カンピューターで突き進んでるだけなんで」と自身のキャラもアピールすることも忘れません。

ウケを狙って発言を重ねているように見せながらも「1日1日、地味な練習を積み重ね、9月に優勝争いをしていたら優勝を目指そうという、そういうチームにしたい」と話すなど、すでに具体的な監督生活の青写真も描かれているようで、来年の開幕試合に早くも期待がかかります。
球団経営の側面からも、新球場建設を控えて、集客力は何よりも重要なポイント。おそらく現時点では日本一集客を望める監督の就任だけあって、開幕試合チケットの争奪戦が今から頭をよぎります。
開幕試合では果たしてどんな登場の仕方を考えているのか?
プロ野球・パリーグを、北海道のスポーツシーンを盛り上げる強力な1番打者の活躍に今から期待が高まります。あすの朝刊の見出しが目に浮かぶよう・・・・

| 14:46 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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