2021年06月02日

やがて国内にも?

まあたSUVの新種発表!と言っても北米向けトヨタ車の話。あのカローラにもとうとうSUVモデルが誕生しました‥‥といってもアメリカ向けで生産するのはタイ。昨年から生産されており順次日本も含めた各国に広まっていく模様です。
カローラ、の名前を背負ってはいても見た目はカローラよりも大きな車を感じさせます。クルマの土台となるプラットフォームは確かにカローラやプリウスのものですがエンジンはまず2000cc版でFFと四駆からスタート.RAV4寄りは割安のマーケットを狙っているらしく、素のカローラじゃ満足できない人もこれなら納豆して契約書に印鑑を押せるかもしれません。

カローラからはこれまで実に様々なファミリーが派生しています。ちょっと思い出してみると、1968年のカローラスプリンター、セミファストバックが時代の流行でツインキャブのSLが垂涎の的でした。
そこから、あのTE27レビン、トレノが誕生しカローラの人気を不動のものにしています。30カローラの時代にはハードトップやリフトバックを追加、アグネスラムと近藤正臣がまだまだ若者と呼べた懐かしい時代です。
あのハチロクの暖簾もAE86系のレビン、トレノが由来。このころには2ボックスのFXが誕生しカローラ・スポーツと名前を変えて現代に生き残っています。
姉妹車のスプリンターには5ドアのシエロやスプリンターカリブといった実用的でおしゃれなバリエーションも!
4ドアHTがブームになると、セレス・マリノといったおしゃれ番長が登場し女子にも人気の車種として定着。平松愛理のCMソングを今でも口すさんでしまいそうです。
やがてミニバンブームが訪れると、カローラスパシオという3列シートのカローラが登場します。日本では二代限りでしたが、海外版ではカローラヴァ―ソとして重宝しています。
アメリカGMとの協業から生まれたシボレーヴォルツ、長続きはせず協業も解消し、工場は今テスラの新車生産に追われています。

こうしてみると実に様々な派生車が生まれては消え、結局初代から残っているのは一時カロゴンとも呼ばれたカローラワゴンの末裔、カローラツーリングとFX由来のスポーツだけだったりもします。
ここに新たにSUVが初めて加わるわけですが北米で売れることは陽を見るより明らか。日本導入も噂されますが、まあハイブリッドを標準化してくるのは間違いなしか?それともひょっとして・・・・・・・・

| 16:13 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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