2021年06月10日

ECLIPS

先日は折角のスーパー皆既月食が生憎のお天気で残念な結果に終わりましたが、木曜日には金環日食のチャンスが。太陽の真ん前を月が横切り、3分ほど金に輝くリングが見えるかも。
と言ってもこれがみられるのはカナダからロシアの高緯度地域に限られて日本では見えません。北海道の北部なら日没間際に部分食となるのが見えるかもしれませんが・・・・・

さてエクリプス(日食)というネーミングの三菱車をご存知でしょうか?現行型のエクリプス・クロスは二代目といおうか、復刻版といおうかもと在ったネーミングを再利用した初代とは似ても似つかぬ跡継ぎなんです。最初のエクリプスは曲線的なデザインが魅力のクーペで日本では逆輸入された左ハンドル車だけが販売されました。いかにも田中美奈子が乗ったら似合いそうな魅惑的な雰囲気はエクリプスの神秘的なネーミングがぴった だったのでしょうり。いまだに彼女は愛用しているとか・・・

昔の名前が復活した例はほかにスズキのハスラーも有名。元はオフロードバイクの売れ筋でした。自然消滅していた名跡を復活させたのは折からのトールワゴンとクロスカントリー風味をミックスさせた新機種にぴったり、ということだったのか?バイクのハスラーも顔負けの売れ行きを記録しています。

ホンダも隔世遺伝の宝庫で、ホンダZ、ライフの暖簾は20年もの時を隔てて新世代に受け継がれました。ホンダZは海外でも熱心なマニアのいるホンダ初のスペシャルティ軽クーペ。金魚蜂のあだ名を持つリアハッチゲートが斬新でした。軽なのにここまで美しくデザインできる・・・各社クーペやハードトップの導入に躍起になっていた時代でもあります。

時を経て現れた新・ホンダZは腰高のRVふうミッドシップの変わった車。料金所ではしばしば5ナンバー普通車と間違えられそうになった、いわくつきの軽自動車でした。まあ、発想はユニークだったものの、異端児のままひと世代で終わりました。
ホンダ・ライフも軽乗用の集大成みたいなクルマ、シビックの土台を築いたともいえる車でホンダの方向性を決定付けたともいえるマイルストーン的存在。98年の軽規格、拡大を目前に旧規格一杯に背伸びした二代目ライフも短期間ながら良く売れた優等生でした。

| 13:51 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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