2021年05月11日

panasonicTV

"Quintrix"
「クイントリックス」
"Quintrix"
「クイントリックス!英語で発音してごらんよ・・」
"Quintrix"
「なまってるよ~だめだねぇ、あんた外人だろう?ク・イ・ン・ト・リ・ック・ス!」

昭和の喜劇俳優:坊屋三郎さんと外人タレントが掛け合ったテレビのコマーシャルのひとコマ、・・・・ナショナル(当時)のカラーテレビCMばかりでなく、ソニーのトリニトロンをはじめ、東芝、日立やその他日本製テレビの普及・人気は目覚しく輸出商品としても世界を凌駕しました。

おかげで米国メーカーはことごとくテレビ生産から撤退,十数年の後訪れたアメリカではどの部屋にも日本製テレビ・モニターが当たり前のように存在していました。

本日のニュースではパナソニックがテレビの国内生産を終了と伝えられました。いまやテレビモニターでは韓国勢が広く一般に普及しサムスンもLGも当たり前の存在。日本メーカーが競争を制して収益を上げるのは難しい局面に追い込まれています。ゆえに、国内生産から撤退するメーカーが続々、40年以上前の北米メーカーのような様相です。

経済が成長し賃金が上昇すれば価格競争力が失われ、生産は発展途上国に移管される・・・・この繰り返しでした。今や国民所得でも,GNPでも日本を追い抜く勢いの韓国、その電子産業もやがては日米の辿った道を繰り返すのでしょうか?韓国に強敵が現れるとすれば・・・・・・膨大な人口を抱える次の冬季五輪開催国の動向が気になります。

昔,小田急沿線に広がっていた広い水田の真ん中に聳え立つ「パナカラー」の広告塔も遠い記憶の彼方ですが、相撲界のレジェンド高見山関が小脇に抱えてタップを踊って見せたTV「トランザム」もナショナルのテレビでしたっけ・・・・・

| 10:41 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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