2021年04月17日

ラストトレインは突然に

一年前のこの日、緊急事態宣言が全国に拡大適用されるとあって、大キな騒ぎになったのが5月の連休明けに廃線を予定していたJR北海道の札沼線こと学園都市線の新十津川駅でした。ここにやってきたのは日本一早い終電(終列車)です。午前10時に駅を出発したら、この日はもう次の列車は来ません。つまり1日一本きり!


一年前の今頃は、車で観光に訪れるファンも増えており、ワンマン車両のドアから駅に降り立つ乗客の多さも廃止予定路線とは思えない盛況ぶり。せめてずっと前からこうだったら・・・・・時には2両に増結したキハの姿を確認することも出来ました。

この年は北海道でも根雪の時期が遅れ、4月初めには元の枯れ草が顔を出し始めています。数日前にはいったん雪化粧し、これが見納めか、あと一回くらいは・・・・と思っていたら・・・・・

その人気ぶりが仇となってしまったか、ファンの密集を回避すべく、最終運行が4月24日に前倒し、というアナウンスがあったと思いきや・・・・急遽17日の終列車が事実上最後の運行とされてしまいました。発表があったのは前日!!あまりに突然ですが仕方ありません。緊急事態宣言の全国拡大を受けた措置でした。
こんなところにまで自粛の嵐が吹き荒れようとは・・・・
そのJR北海道、昨今の乗客の急減で社員の一時帰休も検討中だとか、航空業界のみならず鉄道の世界にも病魔の触手が伸びつつあるようです・・・・・

定刻よりも10分以上遅れて到着した下り最終、新十津川行きは2両に増結された編成でした。一杯の乗客を乗せたのか定刻で始発駅を出たにもかかわらず、大幅な遅れ・・・・・駅で待ち構えた上り最終列車の乗客もこれまた長蛇の列。早朝のニュース配信でしたにもかかわらず、大勢のファンが最後の列車を見送りに集まっていました。
午前10時のヘッドラインユースが流れるころ・・・・いつものように排気管からディーゼルガスを吐き出しながらゆっくりとキハ40系は最後の旅路に就きました。85年の歴史だったそうです。

翌日から5月までは運休の扱い、さよなら特別列車も中止され、この3月には日高線の一部も災害復旧ならず、そのまま廃止になってしまいました・・・・

| 12:41 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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