2021年03月11日

3652日

港区内で10年前の今日、午後3時前に記録された地震波の記録紙です。
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東京でも未だ経験したことの無いような大きな振幅。それだけではありませんでした。何分にもわたって揺れ続ける奇妙な地震。本当に奇怪な、というしかない恐怖でした。
何かの間違い?人類が経験したことも無いような地殻変動が始まった?

揺れが収まった数分後、慌てて港区内の仕事場に向かうべくバイクのキーを手に取りました。どうせ電車は止まってるだろうし、クルマも置き場所までたどり着けるかどうか?こんな時バイクは最も心強い味方です。
慌てていたので防犯用のチェーンを振り落としてしまったのも忘れ、信号待ちの度に襲ってくる大きな余震にとてつもない大災害を予感していました。が、まさか予想とは違った形で後の数日を辿ることになろうとは・・・・・

東電フクイチの異常を知らせる原稿が送信され始めたのは翌朝はやくになってからでした。発電所入り口の放射線モニタリング数値が異常な上昇を示している‥...もちろんこの時原子炉内分がどうなっていたかは知る由もありまっせんでした。刻々と伝えられる現地からの報告では「原子炉内部の冷却水位は保たれています」の1点張りだった・・・・・が、それも嘘

あれから10が経つにもかかわらず、いまだ帰宅困難区域への帰還がかなわず避難生活を続けている人は、震災の犠牲者のざっと2倍。この人たちだって命さえ奪われなかったとはいえ、貴重な財産と時間を10年分以上も奪われたままの隠れた犠牲者でもあるのです。

原子炉冷却のために使われたほうsh脳を含む汚染された冷却水は今、この瞬間も増え続ける一方。政府はこの汚染された水を処理して、太平洋への放出という形で問題にピリオドを打とうとしています。海洋生物や環境汚染に影響を及ぼさないと実証できるのか?再び風評被害を生む結果にはつながらないのか?

10年経っても片付かない問題は山のように残っています。

震災20年後の2031年にはどうなっているでしょう?

第1原発2号機、3号機、それに1号機とも燃料デブリの取り出しにいつ着手できるかの明確な見通しすら立てられないのが震災10年を経た今の実情です。

| 14:53 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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