2021年02月24日

火星のおと

NASAが公開した火星探査機の着陸の鮮明な動画には目を見張りました。
パラシュートが展開され刻々と近づいてくる火星の地面。耐熱シールドを分離してスピードを落とし、上空20メートルまで降下する頃には着陸用の逆噴射で土砂が四方に飛び散る様子も写っています。

そして、降下中にも聞こえた風切り音、人類が初めて耳にする火星での音です。

実際酸素の無い火星の表面で人類が火星の音を耳の鼓膜で聴くことはできませんが、いつの日にか火星に建てられた家の窓越しに、外の風の音を聞けるようになる日が来ることでしょう。

今日の火星は風が強いみたいです

のようなツイートが送られてくるのかも・・・・

或いは「地球に向けて飛び立つ帰還ロケットが轟音を残して今、飛び立ってゆく。地球迄の旅路はスピードアップしたとはいえまだ、5カ月の長旅だ。ロケットは白煙を残して地表を後にする。残された火星の地表には再び静寂の時が訪れて・・・・・

なあんて火星を舞台にした小説が書かれるのかも。

火星探査車が調査するこれからの二年弱で、生命の痕跡や水の存在を実証する証拠が見つかりでもしたら、それこそ大ニュースになるんですが・・・・

| 09:28 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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