2021年01月31日

もう直ぐ如月

もう直ぐ2月、2日は節分。旧正月も迎えて翌週は建国記念、再来週はバレンタイン!今年もあっという間に月日が過ぎて行きます。そして緊急事態宣言は7日で終わるのか

ここ数日の東京の感染者報告数は確かに前の週を下回りました。とは言っても重症者は相変わらず高水準で死亡者数もこれまでで最も高い水準が続いています。世界の感染者数は、もう全人口の1パーセントを上回っており、電車1両の中に1人ないし2人の感染確認者が存在する計算です。日本に限って言えば山手線の11両編成の電車に感染者が1人いるかどうかの確率、とはいえ同じ車両に感染者がそれとは知らず乗り合わせていないという保証はありません。

思えば去年は雪まつりもまだ例年通り行われたものの武漢市からはチャーター機で邦人を緊急帰国させたりダイアモンドプリンセス号に感染者が確認されたりと、連日のコロナ報道がちょうど始まった頃でした。

さて今年のプロ野球、キャンプ開始は予定通りですが観客公開はなく、センバツ出場校も発表されています。Jリーグ開幕や野球のオープン戦、そして3月末のセンバツがどの様な形で開幕するのかしないのか?緊急事態宣言の継続も含めて全く予想がつきません。

3月予定のイベントはどうでしょう。モーターサイクルショーは中止が決定。4・5月のイベントも開催準備にゴーサインが出せるか難しい判断を強いられています。とりわけ気になる東京五輪については3月にも各運営者のスケジューリングが始まりますし、聖火リレーもスタート時期が迫ります。

予定通り開催を信じて様々な準備が進むことと思いますが、心配なのは参加各国の現状です。アメリカ、フランスはじめ外出もままならない状況はいつまでに解消されるのか?その進捗次第では五輪代表を選出する各競技会の開催の可否にも繋がって来ます。

競技団体によっては世界ランキングなどを基に、既存のデータから代表を選ぶケースも考えられますが、今度は選手たちを安全に日本へ送り出す環境が整うかどうかです。この辺は送り出す側の判断基準に相違が生じても仕方がないでしょう。出場を辞退する、という国が出てくることも考えなければなりません。それが一大選手団を送り込む大国であったら、テレビ放映権で多額の負担をシェアしている国であったらどうなるでしょう?開催国としては開催の有無よりも困難な決断を強いられるかもしれません。

果たして四週間後の月末、どんな状況になっていることでしょう

| 22:15 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦

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