2020年12月04日

フジサン鉄道?

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登山電車といえばまず思い浮かぶのが箱根登山鉄道。 これが富士山への登山鉄道だったらどうなる? その構想を検討する会合の理事会で、採算性については開業初年度から単年度黒字を見込むとの試算が示されました。ホントにゴーサイン出るかも?

(写真は、箱根登山鉄道風イメージ)

山梨側の麓と5合目とを結ぶ有料道路「富士スバルライン」上に、(LRT)次世代型路面電車を敷設するとしたプラン。事業費は約1400億円。運賃収入は年約300億円と試算され、黒字化の見込み十分だとか。

往復の運賃一万円はさすがに・・・なものの電車からバス、車に乗り換えて有料道路を往復すると考えれば差額は小さく?

LRTなら用地の取得も簡単、実現は案外早そう・・・・と思いがちですが、さにあらず。
実際には架線の設置が認められず、第三軌条や電磁誘導、もしくはバッテリーを使った全く別の集電方法を考えなければなりません。
さらに急こう配に加えてつづら折りの急カーブ、粘着運転では80パーミルの箱根があるもののスバルラインではどうなのか?技術的な課題は結構ハードル高そう。

であるからして、実現すれば相当興味深いものになりっそうです。路面電車で登山鉄道と言えば世界的にもあまり先例がないようです。
マイカーでの五合目到達が難しい中、富士登山電車が実現したらそれは楽しみな観光資源になること請け合いですが・・・・・

| 13:33 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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