2020年10月08日

Re復活!

マツダが発売した新型SUV「MX-30」、ぱっと見は昨年ベールを脱いだモーター・ショーのコンセプトカーそのものですが、今回発売されるのはガソリンエンジンを積んだマイルドハイブリッド仕様。
日本国内ではマイルドハイブリッドモデルの発売に続いて、2021年1月にはEVモデルを発売予定。ここまではほぼ予想通りのシナリオですが・・・・・

さらに、ロータリーエンジンを発電機として使用するモデルを、2022年前半から順次市場投入する計画が明らかにされたというから驚きです。
ガソリン・エンジンを積んだハイブリッド・モデルではエンジン始動時のブルルンという振動がいかにも、な感じを伴っていたものですが、元々モーター並みに滑らかな回転が特徴のロータリーなら、本当にいつエンジンが始動したのかわからなくなるかも。
実際のところ、搭載されるエンジンは1ローターのようなので、大きなお結び型のピストンが偏心運動するとどれくらいのバイブレーションになるのか?・・・・・・

いずれにせよロータリーの一番の強みはエンジン重量当たりの出力が大きく、エンジンをコンパクトに納められるということ。車体レイアウトにも可能性が広がり軽自動車のハイブリッド化も現実味を帯びてきます。オイルパンも持たないので回転軸の方向は御好み次第。スペア対アのあった場所に格納などというアイデアもまんざら夢ではありません。
マツダ独自のロータリーエンジンを発電機として使用するというのは他のメーカが逆立ちしても真似できない技だけに、今から乗ってみたい!期待が大きく膨らみます。

トヨタやホンダが力を注いでいる水素自動車のインフラが整い燃料補給の主流が水素に移行した暁には水素との相性の良いロータリーが俄然脚光を浴びる可能性も秘めており、そうなるとトヨタとマツダの連合はとてつもない覇権を握る結果にも


今回発売されるガソリン版も245万円からと、結構リーズナブルな価格に設定されているので、ロータリーを待つ間はこれで時間つなぎ、というのも悪くないかもしれません。

| 15:48 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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