2020年08月18日

留萌線、道央旅Ⅲ

原付でもツーリングできる北海道、ですがやっぱり高速道で遠方にも移動したいもの。車検の無い軽二輪なら高速にも乗れてお得。
ヤマハのⅤツイン,SRV250は鼓動感あふれるエンジンが魅力の軽快なクラシカル、カジュアルでした。札幌を起点・終点に留萌、芦別まで足を延ばしてみます。
深川までの移動は道央道、できたばかりのハイウェイオアシスは一般道からも利用可能なサービスエリアで土産物も充実、ちょっとした子供の遊び場もあって、色々使い道を工夫できそうです。

Dscf6006

あの頃はまだ深名線というローカル線が廃止前で、一両編成なのに急行型の顔を持つキハ53-500番台が活躍していました。沿線には日本最低気温の記録を出した朱鞠内などがあり、無人駅の駅舎には誰が始めたともなく寄せ書きノートが置かれ、全国の旅人が書き残したメッセージが。今でいえばツイートか掲示板といったところでしょうか

Dscf6002留萌本線からは昔、羽幌線が枝分かれし、日本海の海岸沿いの汽車旅が満喫出来たものですが、その長大路線も廃止され、留萌から先ニシン漁で栄えた増毛までの区間も廃止のあとは留萌駅が終着駅と成ってしまいました。......今週のニュースによれば留萌線自体も廃止が検討され、留萌と沼田間はバス転換で地元と合意がなされた模様です。となると、留萌は鉄道の来ない街に・・・・(ここも高速バス利用者が増えたので地元の人にはさほど影響せず、との声も)

深川からは根室本線が分岐しますがここを通過する特急は今は石勝線経由となり地方ローカル線の面もちです。赤平や芦別といった採炭地の賑わいも今は昔。無人なのに立派な構えの駅舎に栄枯盛衰を感じないわけにはいきません。

テーマパーク乱立の時代には赤毛のアンをモチーフにしたカナディアンワールドが作られたりもしましたが、今や根室本線の存続が論じられるほどにまで成ってしまいました。北の国からに時々登場した長大編成の急行列車もまた今は昔、です

そう言えば80年代、女性ライダーに圧倒的な人気を誇ったホンダのVT250は90度Vツイン、ヤマハは60度のVツインで対抗しましたが、スムーズでクセのないVTよりも、400クラスの振動感があるSRVの方が好みのタイプでした。勿論北海道のノンビリツーリングにもドンピシャだった事は言うまでもありません。

| 20:31 | コメント(0) | カテゴリー:吉田雅彦


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